アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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 ただ騒ぎたいだけじゃね?
ただ酒飲みたいだけじゃね?
自分のエゴの為だけじゃね?
オレらは選手の背中を押しているのか?
頭の片隅で囁いている奴がいる。


 新幹線を貸切って大挙押し寄せた川崎サポ。
シャトルバスの中の乗客も、少なく見積もっても1/3は水色のシャツを着ていた。
Sの一層の約半分を埋めたその数はざっと2,500人くらいか。
10連敗を阻止しようと必死なサポに対して、フロンターレも逆エンドを選ぶという策に出た。
(結果的にはこれが裏目に出たわけだけど)

 
 「火曜日に案が出て、座席のデザインを計算して、それから白紙を手配して、ギリギリのいっぱいいっぱいだった」
その夜カリスマコールリーダーは、上機嫌でその労苦を吐露していた。
オレも試合前にざっくりと説明を受けた時には、果たして上手くいくのかと不安に駆られた。
だが三宝のオレンジボードから白い紙に持ち替えた際に垣間見たビジョンには、オレンジの中にくっきりとFOREVER ALBIの文字が浮かび上がっていた。

 
 試合の山場は何と言っても北野のPK阻止の場面であったわけだけど、その伏線になっていたのがこちらのPK。
後半早々にアレが決めたことによって、川崎はセンターバックを一枚落として4バックにシフトチェンジ。
すると今まで停滞していたサイドが活性化され、憲剛のパスに追いついたあっちさんが、左サイドからエリアに侵入。
抜かれたヒロシがたまらず引っ張ってPKの判定。
振り切られれば、エリア内で北野との1対1となっただけに、得点機阻止の一発レッドは致し方ないところか。


 「あのPKはサポーターが止めたと言ってもいいよ」
その夜そう語ったのは、セクスィーサイドバック
(続きは7/1発売のスポニチで)
確かに結局その後ヒロシが抜けたポジションに千葉が入り、イサオが孤軍奮闘していた時間帯で失点してしまったけれど、
確かにFW(アレ)を一枚落として、テラを入れてある程度落ち着かせることはできたけど、
確かにあの貴章ですら足が攣ってしまうほどに、攻守に走り回っていたけれど、
アルビは決してひとり少なくなんてなかった。
11対11で試合を闘い、勝ち抜くことができたといっても過言ではあるまい。

 
 ただ騒ぎたいだけじゃね?
ただ酒飲みたいだけじゃね?
自分のエゴの為だけじゃね?
頭の片隅で囁いている奴に向かって言う。
そうかもしれない。
でもこの試合、12番目の選手としてオレらは共に闘っていたよ。
誇りに思っていいんじゃね。
胸のエンブレムを叩いていいんじゃね。
ちょっとだけ。
高慢にならない程度にちょっとだけ。
頭の片隅で囁いている奴に言ってやった。
背中の番号を指差しながら。
by joehenderzone | 2008-06-30 21:38 | アルビレックス新潟 | Comments(10)

EURO→NIIGATA

 リーグの再開が迫っている。
それはとりもなおさず、EUROの終演も意味している。
ポルトガル・クロアチア・オランダ・スペインの魅力溢れるサッカーが、
決勝トーナメントを支配していくと思われたのも束の間、
グループリーグ敗退の縁から必死に這い上がってきたドイツ・トルコ・ロシアの3チームが決死の覚悟そのままに見事な勝ち上がりを見せた。

 ベスト4はおろか、ナビスコカップに至ってはトーナメントにさえ進んだ経験のない我がクラブ。
勝ち上がって国立で。
なんて想いは、今のところそれこそ想いに留まったままだ。

 妄想ついでに、もしもアルビがクロアチア人だったら・・・

GK タラッチ
DF ナガタッチ・チヨッチ・ウッチ・マツオッチ
MF チバッチ・イサオッチ・マルシオッチ・アトムッチ
FW アレッサンドロッチ・キショッチ
(4-2-2)


 さらにロシア人だったら・・・

GK ホカモフ
DF スズキダイスキー・チヨチェンコ・ウチェンコ・ナカノフ
MF チバーリン・テラチェンコ・マルシオリシャルデスキー
FW アウグスツィン・アレクサンドレヌネスキー・キショスキー
(4-3-3)


 リーグ再開。
それは、夢が終わり現実が始まるとき。
準決勝を見たら、気持ちを切り替るとしよう。
by joehenderzone | 2008-06-25 22:18 | サッカー | Comments(4)

W杯アジア3次予選最終戦

 あの失点シーンには、思わず声が出た。
あぁ~。
春先にも同じような場面に出くわしたような。

 もう、完全にバーレーン視点。
(失点って言ってるし)
なんだかなぁ。
今日も、雨の埼スタ。
by joehenderzone | 2008-06-22 22:03 | 日本代表 | Comments(0)

新潟のおばあちゃん

 夏休みにはかなり早いけど、泊まりに来たよ。
新潟のおばあちゃんちに。

 古くて、陰気臭くて、
ご飯は美味しくないって、みんなは文句を言うけれど。
朝晩に挨拶を交わし、みんなで顔を洗ったり、歯を磨いたり。
そんなおばあちゃんちが大好きだ。

 いつの間にか高層マンションに建て替えられていた、
久しぶりに訪れたおばあちゃんのうち。
肌にまとわりつく、ジメッとした感じもなく、
アンモニア臭が、ツーンと鼻を突くわけでもなく、
不吉な足音が、リノリウムの床をコツコツと叩くこともなくなった分だけ、
何かを失ったおうち。

 でも、優しさだとか、厳しさだとか、
生きることだとか、死ぬことだとか、
新潟のことだとか、家族のことだとか、
大切な何かを、
やっぱり伝えてくれるおばあちゃん。

 ああ。
あそこにもおばあちゃんちが。
窓の向こうに視線を投げると、
否が応でも目に飛び込んでくる。
白鳥が羽を広げた雄大な姿が。
by joehenderzone | 2008-06-17 15:47 | 新潟あれこれ | Comments(2)
 最後はもうマリノスと戦っているのではなく、穴沢と戦っている感じになったこの試合。
DFからFWまでがコンパクトに保てなくて、間延びしていた感じ。
まぁ、ゴール裏目線で、距離感がわからないから何だけど。

 ただ、あのアレが倒されたシーンはPK取って欲しかったよ。

 でも、しょうがない。
穴沢はマリノスの一員だから。
だってほら、マリノスの背中にはANAの文字が。
by joehenderzone | 2008-06-12 15:13 | アルビレックス新潟 | Comments(6)
 Raindrops keep fallin' on my head・・・,
金曜の夜、歌姫のライヴはこの曲から始まった。
また雨じゃないですか!
ステージに立つ前の彼女と挨拶を交わした。
会社の近くのライヴハウスで、彼女がマイクの前に立つ日は必ず、雨脚が強まる。

 熊谷。
日本一暑いこの街は、雨の中で冷え切っていた。
大学時代の友人は、この街から都内に通学していた。
飲み会も最後まで参加することもままならず、遊びに誘ってもなかなか応じてくれなかったっけ。
しかも熊谷とは名ばかりで、駅から自転車で数十分も加えたところに彼女の実家はあった。
バイパスの近くだよ、とかつて言っていたその17号バイパスを横切って、さらにその奥にスタジアムは立っていた。

 あの時の彼女と同い年くらいのアトムが、縦横無尽に走り回り、キーパーの背後を狙ってロングシュートを撃った。
あの時のオレと同じように、ハイボールにジャンプするも届かず、GKとの1対1という絶好機も敵に阻まれる。
松下が放った弓矢のようなシュートは、美しくシュートしゴールマウスを逸れていった。
千葉が全力で刈り取ったボールは、奪い取った勢いそのままで再び相手に渡ってしまう。

 アトムが怪我によりアウト、河原のイン。
直後の失点は河原のせいじゃないけれど、キーパーとの1対1を外したことで戦犯になった若いFW。
Raindrops keep fallin' on my head・・・
あまりにも青い我々に、終始降り続ける雨が、ナビスコ敗退という現実をより強く突きつける。

 実家の電話にダイヤルをして、彼女を呼び出した夜。
遠いことを理由にやんわりと断られたオレ。
交替を告げられて、勇んで飛び出したピッチ。
ノーゴールを原因に激しく糾弾された彼。
熊谷の地は若者に試練を与える。

 Raindrops keep fallin' on my head
雨が降ってたって、ブルーじゃないよ。
マイクの前で彼女が繰り返す。
Because I'm free
独身なオレと、ドフリーな彼。
歌はこう結ぶ。
Nothi's worryin' me
失うものは何もない。
恐れるものは何もないと。
by joehenderzone | 2008-06-03 23:55 | アルビレックス新潟 | Comments(2)