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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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いろいろいろ(7月27日○2-1札幌)

 自分の文章書き上げるまで、よそ様のブログを拝見しない。
そして、試合の録画も振り返らない。
これが自分に課したルール。
だから今日まで、良く我慢しましたオレ。
(と言って、遅筆の言い訳をする)
なるべく、自分の色で書きたいから。
(人の意見に左右されやすいから^^;)


 色と言えば、試合開始前のコンコースでの宴会。
サポ仲間が赤飯を持ってきて、みんなで食す。
それはもちろん長岡の赤飯。
最近の飲み会では、常にこの話題で盛り上がる。
「これ、赤飯じゃねーよ。赤くねーじゃん!」
「これは、おこわって言うんだよ!!!」
いつも非難の矢面に立たされる、長岡生まれのオレ。
 
 そんな時、いつもこう話す。
赤飯って、もともとこういうものだって、ホントに小学4年生くらいまで思ってたんだよ。
ある時、両親が関東に親類の結婚式に呼ばれて、引き出物として赤飯を貰ってきたんだよね。
ちびっ子のオレはもちろん大喜び!
だって、赤飯は美味いもん。
だけども、開けてびっくり「ピンク飯」!
食べてみてまた驚いた!
「味がしない・・・」
聞けば、添付のごま塩を振りかけて食べると言う。
は?
そりゃ、白飯に「ご飯ですよ」をかけて食べる感覚だよ。
不味いから、ごま塩かけるんでしょ?
全然おめでたくないね(はぁ)。
そう思うと、やっぱ新潟の赤飯は、やっぱり米どころだけあって美味しいね。
米を美味しく食べることにかけては日本一だね!

 そう、オレは新潟県全域がこの「長岡赤飯」が主流だと思っていたのだ。
(同様に、蕎麦は輪にするもの。ナスは丸いものと思ってました)
ところがどうだ。
非難轟々。

 オレは咆える。
「じゃあ、信号の色は何色?赤・黄・青?」
「青って言うけど、あれは本当に青?緑じゃね?」
「赤飯の赤は、紅白の紅。つまり『おめでたい』って色なんでしょ?」
「おめでたいときに美味しいものを食う、美味けりゃ『赤』なんだよ 」

 さらには、「あのピンク色じゃないと、赤飯食ってるっていう感じがしないよ」
という人に対して、
「あれ、今、『ピンク』って言ったね『ピンク』って」
「長岡の赤飯が、赤くないからって否定するなら、ありゃ『桃飯』じゃん?」
と噛み付く始末。



 そんな激論を交わしたため(そーじゃないだろ)、汗だくでキックオフを迎えた札幌戦。
開始直後のゴールは、旗の陰でまるで見えなかったのは、この際内緒。
ウチはウチで万全の出来ではないものの、あちらが輪をかけてお粗末なのに助けられている印象。

 後半、指示があったのか、選手の総意なのか、明らかにアトムが裏を狙うプレーが目に付く。
何回かオフサイドを繰り返した後、これを繰り返せばなんとかものになると思われた時に、アトム交錯によりアウト。
ここで大きく流れが変わった。
ゴールの匂いは、こちらサイドから次第にあちらサイドへ。
(中南米の木彫りの土産物としか表現のしようのない)ダヴィ・クライトンの2人しかいないのはわかっているのに、案の定やられてしまった我がチーム。
しかし、そこから二段ロケットに着火して、FK→CK→こぼれ球をウッチーのミドルが炸裂!
惜しくもポストを叩くものの、
「俺の前にこぼれて来い!」と念じていた、アレの前へ。
ありえないほどの“ごっちゃん”ゴール!

 そこからは、まぁあれだけど。
淳ちゃんの、千代負傷退場(本人はやる気満々&千代タンスイッチ入りました)を見越しての、慶治投入には萌えました。
 
 

 帰京する車の中。
後半の引きっぷりに疑問符。
それに、同意しながらも久しぶりの運転でハンドルを握りながら、思うこと多々あり。

 こんな感じでも勝点積み重ねるって、ある意味すごいよね。
たぶん、(歴代の)上位のクラブってこんな感じで、勝点を重ねてきたんだろうな。
去年は確かに面白かった。
でも、出来不出来の差が激しかったな。
去年は確かに面白かった。
でも、今年も今まで以上に面白いよ。

 プレヴューだったか、マッチデイプログラムだったか、雑誌だったか忘れてしまったけれど、開幕当初、前線にいるのがエジだと錯覚して去年と同じプレーをしていた。
なんて、コメントが載っていた。
でも、今年のFWはアレなんだよ、ってことに気付いた、と。
確かに、エジはひとりで突破して、ひとりでゴールを奪える稀有な存在だったかもしれない。
でも今年はJ1昇格以来初めて、その人がいなくなったシーズンである。
今のチームも、貴章やマルシオが核になっていることは否めない。
しかし、そのひとつの貴章が欠けても結果が出たことは大きいと思う。
つまり次節、マルシオが欠けても同様に機能するかが、後半戦浮上できるかの課題だともいえる。

 さらに感じた。
ピッチ上の選手が、誰か特定の選手に頼ることなく、ハードワークをすれば結果が出る。
怠けるとすぐに綻びる。
放り込んでも、セカンドボールをモノにできないチームだけれども、
人もボールも動いて、繋いでいくことをしっかりやれば、いつかゴールは奪える。
  
 怠ければ堕ちていく。
ハードワークをすれば、至福に至る。
選手に限らず、我々も。
 

 新潟の色は?
一般的な雑誌をはじめとして、評論家、他サポはこう言うかも知れない。
守って、カウンター。
堅守速攻。

 そう思うのなら、思わせておけ。
画面に映らない部分。
それを、オレらは知っている。

 赤飯は赤に限る。
ということなかれ。
旨いものは、旨い。
そういう、新潟の色を誇りにしていくべきだ。
by joehenderzone | 2008-07-30 00:10 | アルビレックス新潟