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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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あれから15年!(きみまろ風に)

 新外国人アウグストの加入が決まった今日5月15日は、Jリーグが開幕してちょうど15年目である。
そんなアウグストの話題は一切無しで、ちょっと思い出話を。
あの試合で驚いたことは、木村和司がショートコーナーから同点弾をお膳立てしたプレー。
開幕前年のナビスコカップや、アメリカW杯の予選等、何度かスタジアムに足を運んでいたけれど、ヴェルディの選手達を出し抜いたあのプレーが新鮮だった。
まぁ、チヤホーンをブーブー鳴らしていたくらいだから、超ミーハーだったことには違いない。
プレミアチケットと呼ばれたヴェルディVSマリノス戦のチケを握り締め、オレはあの日の国立のバックスタンドに居た。
その時隣にいた人は、サッカーの楽しさを教えてくれたその人は、今はもう隣には居ない。
15年という月日のなんと長く、儚いことだろう。

 アルビレックス新潟はクラブチームとしては新参者ではあるかもしれないが、その礎を築いてから今年でもう13年になるわけだから、その歴史はJリーグと軌跡を共にしてきたといっても過言ではあるまい。
新入りはむしろ自分の方であって、まだクラブの道程の半分くらいしか共に歩んではいない。

 あの日、あの時、あの場所でオープニングゲームを観ていなかったら(なんかの歌詞みたいだ)、アルビサポになっていなかったかな?
と、時たま仮定することがある。
しかし、いつも直ぐにその仮定は打ち消される。
遅かれ早かれ、好きにならずにいられなかったはずだ。

 
 開幕15周年の特集記事を各誌が組んでいる。
今週号のサカマガで、前述の木村和司とラモスが対談している。
釜本・与那城ジョージ・永井良和さん達はJリーグではプレーできなかったけど、その姿を子供達に見せたかった、という思いを吐露した後に、ラモスはこう結んでいる。

Jリーグでプレーできるのは、すごく幸せなことなんだよ。だから今の選手たちはみんな、もっと責任感を持ってプレーしなきゃダメなんだよ!


 郷里での邂逅。
開門前の並びの列で、試合後の赤提灯で、もちろんスタンドの中で。
15年という月日は長く、儚い。
地元にクラブがあって、サポートできる幸せを大切にしなければならない。
by joehenderzone | 2008-05-15 22:52 | サッカー