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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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こんな所(10月9日アルビL1-0○ジェフL)

決勝のゴールを決めた9田辺友恵選手。思わず言っちゃいました。
「こんな所まで・・・」
(マイクから口を遠ざけ・・・あ、こんな所って言っちゃまずいか・・・って、その声も拾ってますよ~)
結局「こんな所まで、応援に駆けつけてくれてどうもありがとうございました!」のコメント(笑)

場所は、白根総合公園多目的広場。
広場って。。。
たしかに、こんな所かもしれません。
ええ、こんな所まではるばる東京から、駆けつけましたけれども。

なぜか、アルビLはセカンドユニ(アウェイユニ)を着用。
ピッチを取り囲むスタンド。というかなだらかな傾斜に、観客の皆さんは三々五々、思い思いに腰をかけて声援を送る。
ゆる~い傾斜に座ってみると、視線はちょうど、ピッチ上を走る選手の目線と同じくらいの高さ。
つまり、視点を変えれば審判や線審にとっても、我々観客がピッチ内の選手と同じ視野に入ってくるということ。
だから、選手もオレンジユニを着ていると、我々サポのオレンジユニと混じり合って、判定がし難い。
そういうことらしい。
事実、前回この白根で開催された時は、選手がオレンジユニを着用する代わりに、観衆はオレンジ色を身に着けないようにと言うお触れがまわったそうだ。

さて、試合のほうは序盤からゲームを支配していたアルビでしたが、FKがバーを叩くなど、再三のチャンスを逃し続け前半終了。
反対に、後半開始早々に一気呵成で攻めつづけたのはジェフ。
一転してセカンドボールを拾われ、中央で受けた選手がサイドにパスを供給して、開いていた選手がそのパスを拾ってゴール前へのクロスをあげる。
そんなパスを美しく繋がれ、幾度となく失点の危機を迎える。
そしてそんな怒涛の攻撃を凌ぐこと15分。
「これを凌げば何とか」と呪文のように唱える私の隣で、仲間たちは「もう無理、時間の問題」とやや諦めムード。
片や、アルビ。
後半20分過ぎから、主導権を握り返すも、遠目から思い切りシュートを狙うも外れ、ゴール近くではこねくり回してシュートに至らず、なシーンが何度か続き、「得点の匂いがしね~」とどこからともなく声が上がる。
が、裏に抜けるパスが通り始め、エリア近辺でサイドチェンジを何度も繰り返す攻撃が続く中で、さすがにジェフのDF陣も足が止まり始め、後半30分過ぎに、前述の田辺選手が鮮やかなゴール!
思わず、立ち上がりハイタッチを交わす我々。
と言っても、もうそのシーンを思い出せないぐらい、何本ものシュートを放っていたので、正確に解説しろと言われても、無理。
鮮やかだったような?押し込んだような?
もう一度そのシーンを見ようと、オーロラビジョンに目をやるために振り返ったものの、そこには稲刈りの終った越後平野が延々と続くのみであった。

レディースはこれで首位キープ。
念願のL1に向けて、残り4戦(かな?)。
悔いの残らない試合をしてくれ!
でも、L1に昇格しても、「こんな所」で戦ったハングリー精神と、
「こんな所」まで、応援に駆けつけてくれたサポのことを、決して忘れないで欲しい。
by joehenderzone | 2006-10-10 23:35 | アルビレックス新潟