アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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景色の違い(3月25日 第6節 ○1-0徳島 【スタジアム観戦】)

どんな手を使っても、神の手を使っても勝ちたかったこの試合。
サッカーはポゼッションを競うゲームでなくて良かったよ。
内容はともかく、勝ちは勝ち。
そう思ってスタジアムを後にした一戦でした。


この日はカンペーさんお休み。
替わってセンターバックには、前節ボランチだった原君が下がり、右のセンターバックに。
アンカータイプな原君(何度も書いていますが、私が思っているだけかも)なので私的にはグッド!
そしてボランチには、勝手に俺達のサチローと呼んでいる戸嶋君(その理由は・・・時が来たら書き留めるかも)。
本来はサイドハーフなサチロー君でして、前節の試合内容を振り返ると、マサルがボランチで、サチロー君がオフェンシブな方が良いのではとも思いましたが、「ボランチを経験すればサイドハーフの守備時にそれが生きる」と語る監督の意向もあって、この日もルヴァンカップ同様ボランチで。
本日もズミさんが不在で、前4人のセットは変わらず。
若いふたりを同時起用ということも相まって、若干の不安を抱きながら、そしてそれ以上の期待感に胸を膨らませながらキックオフを迎えました。


さて試合ですが、ほぼ徳島にボールを持たれ、セカンドボールも拾われて押し込まれていました。
徳島の10番の杉本太郎選手(4節のDAZN J2ベストゴールにも選ばれていました)は、小柄なのですがポジショニングを自由自在に変えて、チャンスの(こちらのピンチ)場面にことごとく顔を出していました。
また、18番のFWの選手も長身で、なおかつボールが収まっていたので、前半は特に中盤を飛ばしてロングボールを18番に当てて、そこから攻撃が始まっているように見えました。
それだけに、後半の初めからこの18番を交替してきたのはラッキーだったかもしれません。
セットプレーも多くなっていたので、一発でやられてしまっていたかもしれません。

いつもは左サイドを狙われるのですが、この日は安田の右サイドもかなり押されていました。
よって安田がサイドを駆け上がることが困難で、その状況が一層やられている感を強くしていたのかと思います。

そんな徳島の攻撃に対するアルビの守備は、とにかくボールホルダーに寄せる、中の守備陣が整うよう時間を掛けさせて、その間に外に外に、遠くへ遠くへ追いやるような守備を徹底していたように見えました。

しかしながら、特に後半は向こうサイドでボールが動いている時間が長く、ゴール裏は愛媛戦同様にざわつき、苛立ち、そして不安が渦巻く状態になってきました。
セカンドボールはことごとく拾われ、最終ラインから大きく蹴り出したボールは、味方には渡らずに再び相手の攻撃が始まってしまうの繰り返し。
そんな終盤を何とか乗り切っての勝利だったからこそ、何としても勝てて良かった。逃げ切れてよかった。ひやひやの勝利だった印象が強いゲームでした。

勝ったんだけど、瀬戸際の勝利だよねー。
それがゴール裏で抱いていた印象ではなかったでしょうか?
ところが夜半に選手コメントを読むと、我々とは違った見解が述べられていましたので、モバアルよりピックアップしておきます。


マサル
「点を取ってからは『相手が運んでくるところから守備をすればいいかな』と、ミチくん(安田選手)と話し合っていた。
自分としては相手がどう出てくるか見たいところがあって、相手も少し前にボールを運んでくると思っていた。入ってきた時の縦パスや中につけるパスは強くいこうと話していた。その危ない場面でしっかりと2人、3人で寄せることはできていた」


原輝樹
「ワイドに人数をかけてきて、きつい場面もあったが、最後は自分とジュフンのところで守れれば問題ないと思っていた。
(くさびのボールが入ったときに)行けるときはがっつり行って、そこでボールを取れなくても、前を向かせなければいいと思ってやっていた。逆にボールが入った時に、3人目の選手が自分の脇を狙う動きをしていたら、わざと食いつかないようにしていた。くさびを入れさせてしまったように見えたシーンもあったかもしれないが、はがされるのが一番怖いと思っていたし、そういうところを考えながらやれた」

磯村
「サチは守備でも前に行くことが多かったので、そういうときは自分がセンターバックの前にいて穴を作らないようにして、お互いを良く見ながらやれていたと思う」

貴章
「(相手は後半から2人交代させて、やり方を変えてきたが?)自分たちの守備のところで、相手のアンカーの岩尾選手をうまく消せた。最終ラインにボールを持たれるのは、ある程度、仕方ないとして、徳島は岩尾選手を経由しないとボールを展開できない。それを、試合をやりながら感じられた。岩尾選手のところを消したらロングボールばかりになって、そうなれば跳ね返す力はこちらには十分あるし、狙いどころもはっきりした」

高木
「守備では相手のセンターバックがボールを持ったとき、ウイングバックへのパスコースを消しながらプレッシャーに行くタイミングを意識した」

安田
「後半、相手はフォーメーションを変えてきたが、それでも相手はやりにくそうだった。どうしていいか分からない感じを出していた。中盤はボールをつなげるけど、最後どう崩していいか分からないという迷いが相手に見えた。それは自分たちが集中して、最後コースを切ったり寄せに行くべきところを行けていたからだと思う」

大谷
「最後の部分でみんな準備できていたし、マークもできていたので、最後の縦パスが入って来たところで対応できていた。相手が後ろでボールを動かす分には全然、恐くなかったし、チームで守れた。
前半、パスの出しどころがなくてロングボールを上げてくる感じだった。後半はサイドからの足下のパスやくさびのパスが増えたが、それは試合前から想定していたことで、こちらが何かやり方を大きく変えることなく、みんなで守れたと思う」


近年は、ボールを保持しているんだけど勝てない試合が多く、歯痒い思いで敗戦にうなだれることも多々ありました。
この日でいえば、それは相手の徳島。
その一方で、ポゼッションの時間は少なく、チャンスやシュートも少ない対戦相手にまんまと勝たれてしまう試合を思い出してしまいました。
この試合でいえば、それが新潟。

あのJ1時代の、あのなんだか腑に落ちない敗戦は、相手の選手からしてみれば違った景色が見えていたのだと、妙に納得してしまうのでした。
そしてこの試合。
我々が抱いた感想、我々が見ていた光景とは異なる景色を描いて、選手達はプレーしていたことに驚きと新鮮さを覚えた勝利として私には刻まれたのでした。


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by joehenderzone | 2018-03-28 20:43 | Comments(0)