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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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GOT the WIN! 涙と共に (6月11日 第15節 ○1-0大宮)

大事な一戦となる大宮戦でしたので、コレオのお手伝いでもと思ったのですが、キックオフ早過ぎ。
いや、その前の新潟クラシックのキックオフ早過ぎだろw
ということで、10時前にはスタジアムに辿りついたのですが、コレオお手伝いを放棄して、抽選と段幕張りのお手伝いをして、自分なりに気分を高めていたのでした(前日飲み過ぎのエクスキューズ)


そのコレオですが、GET the WIN! なんて、こんな大事な日に難しく新しい文字に挑戦するなぁと思っていましたが、無事に大成功!
選手入場時のエルビスに始まって、選手がウォーミングアップのためにピッチ上に散る際の「アイシテルニイガタ」長回しから、選手が円陣を組むまでの長い時間掲げていましたよね。


この日のスタジアムは、日陰もしくはコンコース上に居れば、時折吹く風に心地良さも感じたのですが、スタンドに降りると太陽が照り付ける上に無風なもんだから、暑くてたまりませんでしたね。
この日サンクスデーだったサッポロビール様のビールが進むのですが、喉に流し込むその瞬間から汗に変わるのではないかというくらいの暑さでした。


そんな気候であったので、ピッチ上はなおのこと暑いだろうし、本当は省エネで行きたいんだろうけども、先週、先々週のゲーム、そして失点シーンから考えるとサポーターも選手も力を蓄えてゲームを進めるなんて考えられず、キックオフから全力でいくんだなと思っていたらその通りに。
しかも早い時間に先制点!
もちろん喜びはしたんだけど、早いよね?早過ぎだよね?と周囲に漏らす(試合後に話をしたサポーターの全てが同じことを語っていましたw)

前半は、大宮のプレスが緩いこともあって(ここ大事)、ほぼほぼボールを支配し、追加点のチャンスをも狙えます。
高い位置でボールを奪い返したレオが、そのままゴールを狙ったミドルシュートはキーパーに弾かれましたが、惜しかったですね。
反対にパスミスから、ゴールに近い位置でボールを奪われた場面では、コルテースがボールを奪い返し、その上ワンツーで前線へ運び、さらに再度ワンツーでサイドに叩いてからのマツケン(豪かな?)のクロスにまで飛び込んで行ってゴール!?になろうかというシーンは、この日一番の興奮ポイントでした。

前半の大宮のシュートは1本か、2本かな?
前半のうちにリードを広げられれば良かったのですが、それも叶わず後半へ。

予想通りバテ始めたというか、大宮が泉澤を投入して、ギアを入れ替えてきた感じ。
がんばった成岡と小林裕紀の2人を、同時に替えて、慶と宣福を投入。

慶はともかく、宣福は守ってカウンターの際の起点を作るのかな?もしくはセットプレー要員かな?と思われましたが、あまり有効打にはならず。
というのもそれ以降一度もコーナーキック奪えなかったんじゃないかな?
というくらいにゴール前までボールを運ぶ頻度が減ってしまったからです。

それでも、山崎がスペースに出されたボールに追いついて、2対2の状況になって、上手くディフェンダーを交わしてシュートを放った瞬間には、「もらった」と思ったのですがね。


後は耐えて、耐えて、耐えまくり。
なにせ向こう側で起きていることなので、はっきりと見てとれることはできなかったんですが、「わー」とか「きゃー」という悲鳴の後に、「おぉー」という深い安堵の声が響きまくっていたビッグスワン。
帰宅後映像で確認すると、守田はもちろんのことマツケンとか、マイケルとか、武蔵とか、全員総攻撃ならぬ、全員総防御で良く守り抜きました。

ホント、暑く苦しい試合でした。
決して誇れるような内容ではなかったけれども、必死さが伝わってきたゲームでした。


そして、『今日のヒーローはオレだ!』の車に乗って成岡がゴール裏に向かって来ると、成岡先生ってばその時点でユニをたくし上げて涙を吹きまくり、溢れ出る感情を抑えることができないまま万歳!
もうホント、オレも汗とは違うものが噴き出ました。
いろんなものが噴き出まくった大宮戦であったのです。



ところで新潟クラシック。
高徳にウッチーに、テラ。慎吾が走りまくっていて感激。
テラなんかは、ゴール前で守備に大活躍していたかと思えば、次の瞬間は向こう側のエリアでゴールを狙っているという、レオシルバ並みの大奮闘。
でもって、♪慎吾 GOGO! 慎吾 GOGO! 慎吾 GOGOGO!♪のチャントに、一番涙腺が緩んだのは内緒w
ついでに言うと、やっぱりウメが好きw



とここまで、涙腺が緩み、涙が溢れた熱き激闘の大宮戦を書き綴ったわけですが、本日涙の意味がまたひとつ加わりましたね。

試合終了後に、ピッチに崩れ落ち、涙が止まらなかった端山豪。
大卒ルーキー同士で、同期で、同い年で、きっと一番のチームメイトであっただろう早川史哉。
急性白血病。
重篤な病による入院。
その報せはチームメイトにとっては、周知のことだったのでしょうね。


成岡も同様にコメントしていましたが、「ピッチに立てないチームメイトの分も」というその気持ちがピッチ上に現れていました。
ピッチでの姿が、きっと史哉を奮い立たせていることと思います。
負けるな。
負けるな史哉。

GET the WIN!
サポーターの思いは小さいかもしれないけれども、大きな成果となる時まで、史哉がピッチに戻ってくるその時まで。
サポーターはひとりひとりのコレオボードを掲げ続けるよ。

だから負けるな。
負けるな史哉。
アルビレックスファミリーは共に闘うよ。
by joehenderzone | 2016-06-13 19:35 | アルビレックス新潟