アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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新潟で生きるってこと

今晩もちらほらと雪が舞っています。
大雪から1週間。

長岡は大雪に慣れているはずなのに。
少雪が続いて気が緩んでいたのでは。
対応が悪すぎる。
人災だ。
渋滞に巻き込まれた人達は、そう言って憤慨していました。
長岡市民としては、いささか心外なんだけど。

今シーズンは本当に暖冬で、新潟市内や下越で降雪があった時でさえ、長岡は晴れている日もありました。
この日の降雪までは、ほぼ雪のない日が続いていたのは事実です。


自身が体感した先週の降雪を、時系列に沿って振り返るとこんな感じでした。

1月22日金曜日。
長岡市内の積雪は、ほぼゼロ。

1月23日土曜日。
夜半から雪が降り始めるも大した積雪量ではない。
翌日が嫁の命日ということもあり、弔問に訪れたお客様をお墓に案内することに。
例年であれば1月にお墓参りはできない状況ですが、今年は少雪ということもありお寺まで行き、お参り。
この時点で雪はくるぶしあたりまで。

1月24日日曜日午前中。
昨晩から雪が降り続く状況。
それでもと思い、昨日に続いてお寺まで行ってみるものの、お墓は雪で埋まっている状態。
積雪は腰辺りまで。
ラッセルをして進めば墓前まで辿りつけるが・・・。

ここまでの積雪は40センチくらいか?
新潟日報の発表によると、25日午後5時までの24時間降雪量は38センチ、積雪は91センチであるから24日の正午から25日午後5時まで50センチくらい積もったということか(ちなみに25日の日中はさほどの積雪はなかった)

1月25日月曜日。
30分早く玄関を出るが、アパートの駐車場に停めてある車はモンスターのような形状に。
まずは車を雪の中から発掘する作業。
隣の車との間に積もった雪でドアは開かない、というよりまずはドアを開けるための発掘。
ちなみに車高156センチだが、ほぼ屋根部分まで雪に埋もれている。
消雪パイプはあるものの、積雪が多く間に合っていない。
前方部分に雪塊があるため、ハンドルを切って出ようとするとスタックする。
そのためアパートの住民総出で、協力し合って車を1台ずつ出し合う。
この時点で貯金の30分を使い果たすw

安全策のため裏道(2車線が雪のため1車線になっているために、すれ違いができない)を使わずに、幹線道路へ。
しかしながら交差点では、積雪のため右折レーンが消滅しているので、前方に右折車がいる場合は、ほぼ青信号でも進めない状態に。
道中の信濃川支流の堤防道路は圧雪の上に、猛吹雪のためホワイトアウト。
前方からも車が来ないため、全く道の形状がわからず、30キロの徐行運転。
幸い、私は市内から郊外への通勤のため20分の遅刻で済んだのですが、社内に入るとまだ半数ほどしか出勤をしていませんでした。


社員も来られなければ、出荷のためのトラックも到着せず。
「こういう日は、しょうがないよね」
これが概ね社員の意見でした。



さて大渋滞となった8号線ですが、高速道路の通行止めが遠因であることが判明しつつあります。
まずは24日午後1時過ぎ、三条燕~新潟西が通行止めとなり、三条で下車した車が8号線に流れて、渋滞の先端となりました。
次に午後2時過ぎに、小千谷~長岡、続いて柏崎~三条燕が通行止めとなり、同じく8号線に殺到。
長岡は17号線と8号線の結節点でありますから、当然関越道を降ろされた車が17号へ、そして柏崎と長岡で降車した車列に合流することとなり、三条から長岡までの長大な渋滞になったと思われます。

除雪はしていなかったのか?
確かに、長岡の人からみると新潟の除雪は下手だなあと思うように、魚沼の人達や、小千谷の人達からみたら長岡の除雪は下手かもしれません。
しかし今回は、前日の日曜日の日中から吹雪いていたわけですし、24時間体制で除雪を行っていたと聞いています。
あまりにも降る量が多すぎたのと、高速の通行止めによってあまりにも多すぎる車が流入したことが原因と思われます。


さきほども少し触れましたが、除雪が追いつかない場合まずは車線が減少します。
右左折のレーンがなくなることによって、当然渋滞が発生します。
例え国道であっても片側1車線しかない場合は、トラック同士がすれ違えずに両方向の通行が止まることさえあります(実際、会社到着直前でこんなアクシデントに出くわしたこともあります)
圧雪の道路で止まってしまった場合、発進が大変です。
ハンドルを取られて止まってしまった場合は、ハンドルを真直ぐに直してから発進しないとスタックしてしまうのですが、パニクッってしまってなかなか出られない車もいます。
加えて、長岡のバイパス(8号・17号)は新潟市内のように全て高架になっているわけではないので、河川や鉄道を跨ぐ時のみならず、交差点を跨ぐ際に上り下りがあり、交差点に向かって高架から平地に下る場合もあります。
今回は、こうした上り下りの部分でチェーンを巻いていない大型車(スタッドレスタイヤは履いている)が、動けなくなってしまい道を塞いでしまったことが、大きな原因だともいわれています。


「こういう日は、しょうがないよね」
これが「新潟で生きる」ってことだよ。
そう思うからこそ、冒頭の酷評について反論したくなるのです。


とは言え、やはり解決しなければならない課題ではあります。
と言うのも、緊急車両が通れないからです。
また丸一日近くも車の中に閉じ込められるのは大問題です。
食糧。トイレ。ガソリン。健康状態。

阪神大震災の時に、被災地に向かう車輛が大渋滞を引き起こして、救える命が救えなかったという事実を思い出します。
東日本大震災の時、沿岸部から逃げ出す車で大渋滞となって、津波にのまれてしまったという悲劇を思い起こします。
こんな時に地震が起きたらどうなるのでしょうか?
こんな時に原発が事故ったらどうなるのでしょうか?(長岡は30キロ圏内)


もし我々がブラジル人であったならば、こんなにも生真面目に出勤しようとは思わなかったのでは?
もし我々がスペイン人であったならば、こんな日は外出しないで寝ていよう、と思ったのではないでしょうか?
残念ながら、我々は生真面目な日本人(私は違いますがw)。
そして、「都会の人間みたいに、こんぐれぇの雪ぐらいでは休まんないて」と思っている我慢強い新潟県人。


だからこそ、一定の降雪が見込まれる時は、時差出勤するとか、休みにしてしまうとか、社会(自治体や企業)がガイドラインを定めるべきかなぁなんて思ったりもしました。
また高速道路も通行止めにする際は、下道の確保を前提とするのはもちろんのこと、大型車はむしろ高速の方が事故が少ない気がするので、大型車のみ走行を許可するだけでも、安全と物流が保たれるのかなとも思いました。
もちろん、食糧、トイレ、ガソリンなどの確保、場所の提供も大切なのですが、まずは道路(=まさしくライフライン)の確保が第一なのだと痛感した雪でありました。


「新潟で生きる」ってことは、「雪の中でも生きる」ってこと。
「雪の中でも生きる」ってことは、雪のために命を懸けることではなく、雪と共に生きるってことだと思うのですよ。




さあて、田嶋新会長。
秋春制をどうしますかね?(そこか!!)
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Commented by K at 2016-02-03 03:18 x
私も長岡です。24日の日曜日の午前、所用で息子と高速で新潟へ向かうが、ホワイトアウトで断念、中之島・見附で高速を降り引き返す。25日は前日の状況を踏まえ4時起床、家族総出で雪かきをし5時半に家を出発、勤務に間に合わせました。やはり、仕事に来れない人もいましたね。
やっぱり、サッカーは夏にしてほしい・・・。
Commented by joehenderzone at 2016-02-22 23:16
>Kさん

コメント返信大変遅くなり失礼しました。そしてありがとうございます。

あの時の大雪が嘘のような小雪と良いお天気の昨今ですね。

25日は4時起床でしたか。恐れ入りました。



by joehenderzone | 2016-02-02 20:03 | 新潟あれこれ | Comments(2)