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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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社長の話を聞け。ついでにオレのも。

田村社長には、例えばアウェイのスタジアムなどで度々お見かけしましたが、個人的に最接近したのは、2013年皇后杯決勝のために大宮へ向かう新幹線でした。
急遽参戦を決めたために長岡から飛び乗った新幹線の自由席の中。
通路を挟んでお隣でした。

そういう状況だったので、「田村社長ですよね?今日は優勝できるといいですね」と大宮駅で降車する際にお声掛けをさせていただきました。

その時の社長のお返事は「あ、そうですが。はい」
そんな感じでした。

そりゃそうですよね。
不意に新幹線の中で、綺麗なお姉さんならともかく、見知らぬおっさんから声を掛けられれば。


これが前社長であったら、いやいやどもども、と低姿勢で名刺の一つでもすっと出すのでしょうが。


確かにひとつのイメージとして、田村社長は無愛想で、消極的なのは否めません。

しかし無愛想で営業トークが苦手?な社長だから?
消極的?な社長だから?
それが田村社長に対して、話の内容も聞かずにブーイングをする理由なんでしょうかね?


ビッグクラブと比べれば財政的に苦しいアルビを、田村社長は毎年毎年よく遣り繰りしてきたと思いますよ。
(自由席ですよ! ←そこ⁉)
その財政を支えてくれているスポンサーへの感謝の挨拶を述べている最中に、その内容も聞かずにブーイングをするなんて、幻滅してしまいました。

万が一、このブーイングを聞いていたスポンサーが離れてしまったら、責任を取れるのですかね?
減収分を担保できますか?
そうなってしまっても、やっぱり社長の責任ですか?


おそらく、今シーズンの結果を受けて、社長がマイクの前に立ったらハナからブーイングをしてやろうという節があったかと思います。

しかしながら、少なくても今シーズンは社長も、クラブも勝負を懸けていたのが、開幕前から伝わってきました。
私には。

核となる選手達はほぼ残留。
山崎や前野の加入。
セレソンのコルテースとの契約。
タイトルを狙って、魅せる試合で集客をはかるために招待券も控えて勝負を懸けていましたよね。
お膳立ては整えたはずです。


だから今年に関しては、怪我人が多かったという言い訳はあるにせよ、むしろブーイングされてしかるべきなのは、社長ではなく監督ではなかったのではないでしょうか?



監督の契約満了のニュースの中で、このブーイングの件が忘れられそうなので。
そしてあのブーイングが、ゴール裏の総意ではないことを添えて。
by joehenderzone | 2015-11-11 13:25 | アルビレックス新潟