アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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日本海タワーの思ひ出

日本代表のグループリーグ第2戦ギリシャ戦を見終わった後、おもむろに日本海タワーへ出掛けました。
まあ、せっかく休みをもらったわけだし、ご存知のように日本海タワーは今月いっぱいの営業だし、ということで感傷に浸るのにはぴったりの日と場所でありました。

日本海タワー。
タワーと言っても東京タワーや、横浜や神戸のポートタワー、もしくは万代のレインボータワーのように天に向かって高くそびえるものではなく、ロンドン塔(タワーオブロンドン)のようなものですよね。

ホームページによると、「新潟市水道局が昭和45年に南山配水場の屋上に建設し、財団法人設立のための基本財産として現物出資した施設です」とのことで、ご存知のように3~4階相当の建物の上に、2~3階相当の円柱状の展望台を乗っけた建築物(気になる高さを調べようと見てみてもホームページ上にはその記載なしw)と言ってよいでしょうか。

しかしながら、高台に立っているため建物の高さ以上に眺望がよく、佐渡はもちろんのこと粟島や山形・秋田方面の山々、飯豊連峰の山々まで見渡すことができます。ま、この日は曇天で遠方はまったく見えませんでしたけれども。
それでもここから望む弥彦や角田山、遠くまで広がる田んぼの緑と、日本海の青さには、県民として胸に迫るものがあります。
そして何よりも床面が回っているから、座ったまま景色が楽しめますしね。


と知ったような口を利きましたが、ここに足を運んだのはこの日で4回目。
初めては先のエントリーでも触れましたが、新大病院に定期健診に来た際に、ご褒美として連れて来てもらった幼少の頃。
2回目は、小学4年生のバス旅行(春の遠足?ウチの小学校はこれを毎年毎年修学旅行と呼んでいたけど)で訪れた時。
そして3回目は、真下のグランドで高校生だか大学生だががサッカーの試合をやっていたのを、アルビのサポ仲間と2周(1周は何とちょうど45分!)くらい眺めていた5年くらい前のことでした。



年を重ねてからここを訪れる度に思うことは、中心部から至近の距離に(というかもろ中心部・セレブな地区だ!)存在しているにもかかわらず、なんたるB級スポットなんだろう、ということです。

タワーに入る前の看板は 『館内にトイレはありません 園内(※敷地内の公園)のトイレをご利用下さい』と警告を発している。

上に向かうエレベーターには、『上』 と 『下』というボタンしかなく、それは押してもいいのか?という適度の緊張感と、これから先に何があるのか?という期待感を否応なく膨らませてくれる。

エレベーターの扉が開くとそこから先は階段で、壁には『どうらね なんぎらったかね?』という新潟弁と、『どうです。疲れましたか?』という標準語を対比させたプレートが貼られていて、階段の昇降による疲れを和ませてくれる。

こうして展望部分に辿り着いて、ひと休みしようとするとそこには水道局自慢のペットボトル入りの水が販売されていて、外の景色を眺めながらその美味しい水をごくごくと調子に乗って飲んでいると、「あ!館内にはトイレがないんだ!」と気が付くシュールっぷり。


実に惜しい。ここに入れなくなるなんて。
なんて嘆いておきながら、人生の中でたった4回しか機会がなかったことが、この閉館という結果に繋がったのだろうななんて思い、とぼとぼと歩いて帰路についたのでありました。

古町にしようかな?
万代かな?
それとも、駅前にしようかな?
日本海タワーの残像に押されて、夜の町に消える。
これも最後の思い出ですかね。
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by joehenderzone | 2014-06-24 19:30 | 新潟あれこれ | Comments(0)