この日も気負うことなく、普通に選手をローテーション。
GK小島
DFは右から奏也、マイケル、千葉ちゃん、そして泰基
ボランチがヤン君と島田
ワントップが海斗で、2列目は右から三戸ちゃん、涼太郎、小見ちゃん。
昇格が決まる1戦にキャプテンのゴメスではなく泰基。
リキさん、普通にターンオーバーするんだな。
きっと最終節まで、普段と変わらずに選手をローテンションさせるんだなと感嘆したのでした。
(どうやらゴメスは週明けの練習を体調不良で休んだためのようですが)
ただこのゲームもこれまでの他の試合同様に、簡単な試合ではなく、ボールは保持でき、攻め込み、跳ね返されたところを回収してとアルビがボールを持ち続けてはいたものの、仙台の引き気味の守備をなかなか開けられず前半はスコアレス。
ここまで、特にここ数試合で見られた縦パス1本で攻撃のスイッチが入り、前後前後のパスで相手を揺さぶってゴールに迫るシーンがなかなか作れませんでした。
仙台は縦パスを入れてくるところ、そこを狙い目にして攻守を切り替えているように見えました。
個人的には前節の対戦した山形以上に、手強いなと感じていました。
先制点はラッキーでしたね。
得点シーンの5~10分前くらいに、島田と中島が交錯して、中島がイライラし始めていましたが、その中島を含め仙台の選手がセルフジャッジでプレーを止め、抗議をしている隙でした。
アルビのボックス内への侵入を、最終ラインまで戻った中島がクリア。
クリアボールを小見ちゃんに当てて出したから、(仙台の)マイボールだという主張でした。
正直、ゴール裏からは何が起こっているのかわからず、ちょうど35節の琉球戦で泰基のロングスローから高木が決めたゴールのように、相手選手が止まり時間も止まったような感じでした。
私が仙台サポなら後味が悪いと感じていただろう、そんな1点目でしたが、涼太郎のゴールは素晴らしく、ゴールマウスへのきれいなパスのようでしたね。
ゲームが動いたことで、仙台も取り返しに来て、ここからはややオープンな展開に。
引分け以上で昇格はわかっていましたが、追いつかれての引分けはダサいから、次の1点、次の1点と祈って後半の後半を迎えます。
最初の交替は、残り15分を切って3枚替え
ヤン君から秋山、泰基からゴメスで同じポジションに。
さらに小見ちゃんから詠太郎に交替で、詠太郎は右に、三戸ちゃんが左に。
そして直後に待望の追加点。
詠太郎のクロスからのチャンスは跳ね返されたけど、最終ラインまで相手陣内に入っていた選手たちは回収して、島田から三戸ちゃんに縦パス。
パスを出した島田はそのまま駆け上がり、ポストとなった三戸ちゃんからのフリックを相手DFラインの裏で受けてマイナスのクロス。
相手DFの足に当たってしまったけれども、そのボールを涼太郎がダイレクトに、腰をキュッとひねってボレー。
鮮やかにゴールに突き刺さりました。
決まったな!決まったな!
それは昇格が確信に変わる瞬間で、個人的にはここが頂点でした。
時間を示す電光掲示が消えてアディショナルタイム。
海斗からゲデスでそのままワントップの位置に。
三戸ちゃんは星雄次と交替で、星雄次がボランチ、秋山が1列上がって真ん中へ。
涼太郎は左サイドへ位置を替えたでしょうか。
このまま時計を進めてクローズだと思った最後の最後。
カウンターから3点目を狙いに。
自陣からのクリア(星君かな?)から詠太郎。
詠太郎からのパスをゲデスが受けて、ゴールに向かってドリブル開始。
ゲデスを真ん中に、右サイドを詠太郎、左サイドを秋山が駆け上がり3対3に。
ゲデスは一度秋山に預け、秋山からのパスを受けると思いきや、左サイドの詠太郎へスルー。
詠太郎は再びゲデスに戻し、受けたゲデスは落ち着いてゴールに流し込み3点目!
映像で確認すると、秋山からのパスを受けるとオフサイドでしたかね?
ゲデスはボールを背後から詠太郎に流していました。
終わってみれば3点も取れたゲームでしたが、前半だけ見れば焦れても仕方ないような展開でもありました。
でも普通に自分たちのサッカーをやっていれば。
普通に自分たちのプレーを続けていれば。
普通に仲間がゴールを決めて。
普通に勝利して。
普通に昇格を決められるさ。
前回の昇格には気合が占める割合が多かった気がするだけに、今回の昇格は普通に決めたね。
そんな感じでした。
私も選手を信じていましたよ。
普通にやれば普通に勝てる。
しかしながら想像以上に普通に決めましたね。
そんな選手たち、チームを誇りに思う昇格決定ゲームでした。
後半の攻撃。
CKを得て涼太郎が蹴るも、ファールを取られて相手ボールに。
その時スタジアムに響き渡ったのが、「何のファール?」という選手の声。
どうやらキャプテンのゴメスが、主審(もしくは副審)に向かって、何のファールだったかを確認した模様。
はっきりと声が通って、スタンドにまで聞こえたからゴール裏ちょっとざわつきましたよね。
後日DAZNで確認しましたが、ホントにどこがファールだったんだろう?って感じでしたが。
キャプテンとしては、そういった確認作業とか審判とのコミュニケーションは大事なんですねよ。
そんな1件も、審判に対する懐疑心を抱いてしまっている人が増えてしまったのも事実。
私の前で観戦していた年配の男性、前半から文句やイライラしていましたが、このあたりから更に酷く。
前半に先制され、後半も惜しいシーンが続くもなかなかゴールが生まれない状況でしたから、気持ちはわかるのですがね。
典型的な「前へ!前へ!」おじさん。
上手くいっているときにはポジティブな言葉を発せず、むしろミスをすると嬉々としてディする感じ。
何のために山形まで応戦しに来たんですかね?
非常にストレスでした。
スタメンはGK小島。
DFは右から奏也、史哉、田上、ゴメス。
ボランチはヤンと秋山。
ワントップに鈴木孝司。
2列目は右から三戸ちゃん、涼太郎、イッペイ。
前節、鈴木孝司、イッペイ、秋山と3枚替えしたところから得点だったので、この3人が皆先発起用だったので、こりゃあ前半勝負だなと思いましたが、そう上手くいかず。
山形のハイプレスもあり、長いボールを蹴らされたけど、蹴ったその先の鈴木孝司やイッペイには収まらず、セカンドボールを拾われ続ける展開でしたね。
先制シーン、ディサロのゴールは仕方ない。
左からのふぁっとしたボールを、ダイレクトに左足のアウトサイドでねじ込むって。
ちょっと変態的な(もちろん褒めてます)ゴールでしたね。
事故事故。
後半、ハーフタイムに2枚替え。
鈴木孝司から海斗。イッペイから小見ちゃん。
前述のように、前半勝負なメンバー、そして前節躍動した選手たちの交替だったので、ちょっとびっくりしました。
しかしながら、明らかに好転。
山形の最終ラインと2列目の間に、ボールがビシバシ入るようになり形勢逆転。
涼太郎が間で受けて、背後に走り込む小見ちゃんへ裏を取るパス。
同じく間で受けて、ポストとなって一旦後ろに落としてからのシュートの場面が増えてきました。
そんな得点の匂いが充満してきたものの、なかなかこじ開けられないアルビ。
残り20分で秋山から星雄次へ。
秋山がいるから涼太郎も生きてくると思っていたので意外な交替。
そしてその涼太郎も5分後に詠太郎に交替。
いよいよゲームメーカーがいなくなったと思いきや、詠太郎は右に、真ん中に三戸ちゃんで、三戸ちゃんが推進力を発揮し最後のギアを上げる。
得点シーンは、前節同様前後前後にボールを出し入れしながら前進。
ゴメスから縦にヤンくんへ。
やんくんフリックして前方の海斗に。
海斗は一旦ポストとなって再びゴメスへ。
ゴメス持ち上がり、横パスを海斗へ。
海斗は反転してシュート。
相手DF陣が鍵を掛けていましたが、かえってブラインドになったのかグランダーのシュートはゴールマウスへ。
執念の同点ゴールでした!
ところで私の前方に居た「文句おやじ」
絶対ゴールが決まっても、おまえとは喜び合えないよ、と思っていた心の狭い私。
ゴールが決まった後、案の定ハイタッチを求めてきました。
大人な私は「何のハイタッチ?」とは聞きませんでしたが、その瞬間くるりと後を振り返ってハイタッチを拒否した大人げない私でした。
非常に厳しいゲームでしたね。
そう簡単に昇格はできないんだな、ということをひしひしと感じる試合でした。
それだけに1-0ではありましたが、こういう試合を勝ち切ったことに拍手。
こういう試合をものにしていった先にこそ、昇格があるんだなということを実感したゲームでした。
GK小島。
DFは右から奏也、マイケル、千葉ちゃん、ゴメス。
ボランチはヤンと島田。
ワントップに海斗。
2列目は右から三戸ちゃん、涼太郎、小見ちゃん。
序盤は完全に新潟ペース。
ボールを握り続け、ほぼ相手陣内でのプレー。
相手にボールを奪われても複数人で奪い返しに行く守備からの二次攻撃、三次攻撃。
ゴールも時間の問題だと思ったのですが。
大宮の守備は固く、アルビの攻撃時には4-4-2のラインをセット。
それでも、そのライン間に涼太郎だったり、小見ちゃんが巧く入り込んで、楔のパスを受けてから最終ラインの裏を狙うパスを出せていました。
しかしながら30分過ぎあたりから、そのライン間で受けることも困難となり、ボックス内に鍵を掛けられた感じに。
そうすると、今度は大宮の時間帯が増え、自陣で耐えて跳ね返す時間が増えます。
得点後に流れが変わるかな?変わるといいなと思って観ていましたが、最後まで変わらず、GK小島のナイスセーブや、ポストやバーにも助けられ、凌ぎ切って終了の笛。
90分を迎える時間に、ちょうど両チーム負傷者が出て、アディショナルタイム表示がされないまま(表示されたのを見逃したのかもしれませんが)ハラハラドキドキで最後の笛を待ちました。
交替は後半の20分くらいに3枚替え。
海斗から復帰の鈴木孝司。小見ちゃんからこちらも復帰のイッペイ。島田から秋山。
前半からチャレンジの縦パスを何本も入れていましたが、鈴木孝司はその縦パスを巧く受けて楔となっていました。
それによりボックス内に侵入する回数が増えましたね。
得点シーンもまさにそれ。
正直エリア内で潰された時は、PK取ってくれ!と願っていて、秋山が走り込んでいるのを見逃しましたが、彼ファールアピールをしているうちにボールはゴールマウスでした。
結果、交替で入った2人で取れた得点。
こういう交替も当たる。
昇格するときはこんなかんじなのだろうと思った瞬間でした。
残り20分を切って三戸ちゃんから詠太郎。
最後はヤンから星雄次でクローズ。
よしくんサンクスデーに3得点を期待しましたが、そんなに甘くはなく。
それでもしっかりと勝点3を積み上げました。
さあ、カウントダウンの始まりです。
みんなで次のステージへ行きましょう!
よしくんと一緒に行きましょう!