アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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こら!こら!こら!こら!
降格が決まった途端、早くもやる気なしかよ!
と思いませんでしたか?
口にこそ出さなかったものの、心の中で様々な暴言を吐いていました。

前半のアルビは、それほどまでに悪い出来でした。
というよりも、相手の清水が前からの素早く、いつぞやの新潟を彷彿させるような鬼のようなプレスを掛けて来ます。
新潟のボールホルダーに対しては、数名で囲んでボールを奪っていましたし、寄せが速いために、新潟の選手の何人かは焦ってパスミスをしたり、ボールロストが多く見受けられました。
何度か訪れたこちらのチャンスの際も、前線からの守備をしていた選手達が素早い戻りをして対応しているんです。

清水の攻撃も素晴らしく、奪ってからのサイドチェンジや、裏へのパスが速く、何度も新潟ゴールを脅かします。
案の定、綺麗なパス交換から、綺麗にゴールを決められて前半のうちに2失点。

直近5戦で無得点であったはずの清水に2失点。
対する新潟は、ほぼノーチャンス。
シーズン終盤に、降格が決まってしまったとはいえ、行く先が明るく見えてきたというのに、また深ぁーい暗闇に迷い込んでしまった感じ。
富士山を仰ぎ見ながら、樹海に迷い込んだような気持にもなって、冒頭の言葉を心の中で吐いたのでした。


ところが後半、といっても後半開始直後からではないのですが、針が振れ始めたのはアルビが小川に替わって宣福を投入した後。
エスパルスは1枚目の交替カードで入った選手が傷んで、治療、再度ピッチに戻った頃でしょうか?
ちょっと記憶が曖昧なのですが、もしかしたらピッチを離れている時間帯だったかもしれません。
そんな中で、交替した宣福からのフィードがギュンギュンに通り、そこからホニへの裏へのパス。
それが反撃の狼煙を上げるゴールでした。

この1点目からアルビの勢いが増し、エスパルスの鬼のようなプレスは鳴りを潜め、我々にもわかるほど目に見えて足が止まってしまっていました。
あらぬ方向を指していた磁石は、きちんと新潟のNを指し示しはじめました。
結局、交替で入った清水の鎌田選手は続行できず、さらなる交替枠を使わざるを得ない状況になったのも、アルビにとってはプラス、エスパルスにとってはマイナスだったのでしょう。

そして、マサルのフリーキック。
ホニが横に立ち、若干嫌な予感が。
ホニが蹴って、吹かしてしまう予感。
マサル蹴れ!マサル蹴れ!
決めろ!
ココ!ココ!
ココしかない!
だぁぁぁぁー!!!
決めたぁぁぁぁぁぁぁぁ


とここまででも十分劇的だったのですが、最後の最後に右サイドを抉って勝負に行く!
私はてっきりホニだと思っていたので、勝負勝負!
クロス上げろ!クロス上げろ!
何か起きるから、クロス上げろ!
と叫んでまして、その瞬間に上げたクロスが中にいた宣福にピタリと合ってヘディングゴール!!!
と終了後2時間ぐらいは思ってましたw

ご存じのように、クロスを上げたのが宣福で、真ん中に飛び込んだのが貴章で、貴章には触れずにクロスがそのままゴールに転がり込んだのですね。
まさに樹海を抜けた気分!


新潟は前半の早々にカズが負傷で交替。
失点も直後だっただけに、不運を嘆いたものでした。
対する清水も終盤を迎える時間に、交替で入った選手の負傷交替。

1失点目はキーパー大谷と、チョンテセ(かな?)が交錯して、ファールじゃないかと憤ったものでした。
ところが2得点目に繋がった、ギュンギュンがもらったファールは、ちょっと飛び過ぎでシミュレーションもらいかねないんじゃない?と思えたくらい。

さてさてこのゲーム。
こんなに前後半で激しく内容が替わってしまう試合は久しぶりでした。
前半は清水のS。後半は新潟のN。
お互い不運も、幸運もあった試合を制したのはN。
このゲームだけではなく未来を指し示す方位磁針は、皮肉なことに降格が先に決まってしまった新潟の行く先をしっかりと示したような気がしたのでした。


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by joehenderzone | 2017-11-28 20:29 | アルビレックス新潟 | Comments(0)
もう何ヶ月も前から決定的で、ここ数戦の奮闘をもってしても奇跡的で、なおかつ目の前の試合で八百長レベルの何かが起きなければ確定するという状況下の1点差だけのリードで、加えて広島勝ち越しの情報が耳に入ってきていたから、涙の粒はこぼれやしなかった。

降格はJ2の開幕戦を迎える時に実感するよ。
と旧知の仲で、共に観戦していた浦和サポに言われたけれども、月曜日に出社した際に、残念だったねと声を掛けてくれる上司や、反対におめでとう!飲みに行こっか!と敢えて嫌味を言って励ましてくれる同僚や、あっ!という顔色をみせるものの腫れ物に触らぬように何も言葉を発しない人に接するにつれ、あぁ本当に降格したんだなぁと実感してしまった。
なんだかんだ言っても、例え長岡であったとしても、そこは地元、新潟なのだと改めて感じたりもした。


目の前の試合に全力で。
この日の選手達の立ち上がりは、本気で10点を奪いに行くような気力が漲り、勢いを持っていたように見えました。
それに呼応してサポーターも、またサポーターの気合いに応えるかのように選手達も奮起していました。

何しろキックオフからチャントは♪蹴っ散らせ!でしたからね。
余談ですが、我々の仲間ウチでは、早々に♪蹴っ散らせ!を歌うと逆にヤラレるというトラウマがあり、一緒顔を見合わせて苦笑したのです。
しかしながら、ゴール裏は冗談ではなく、可能性のある限り諦めないという意思を示し、それに対し立ち上がりから果敢に攻める選手達を見て胸が熱くなりました。

オウンゴールではありましたが、必然のゴールが早い時間帯に生まれ、少なからず期待が高まったのですが、時間が経つにつれイーブンに、後半に至っては残念ながら甲府のペースになってしまいました。

甲府は選手交替によって、セカンドボールを拾えるようになり、主導権を握るようになりましたが、対する新潟はそれに対して対処の手立てが無いのか、対処方法が間違っているのか、主導権を握り返すことが出来ず防戦一方に。

この辺での采配、綻びに対してのパッチの当て方が適切であるのか?選手交替によって穴を塞げれば良かったのですが、正直穴が大きくなってしまったのでは?と思えてしまうところが、私がロペス監督がアレだよなぁ、と思ってしまうところなのです。
点を奪いに行くのか?このゲームを1-0でクローズさせるのか?
タンキと宣福のプレーが、その曖昧さを示しているように感じました。

終盤は不平不満も頭の中でちらつきましたが、ともかくこのゲームを勝ち切ること。
目の前のゲームに全力、精一杯だったので、正直、涙は出ませんでした。ただただこの難しいゲームを闘った選手達を拍手で労いたかったのです。
もちろん、降格の実感なんてなかったのでした。


ところで、試合の後半になんとか間に合ったサポ仲間から、こんな話を聞きました(無許可・無断掲載w)
彼女は東京からこの一戦に駆けつけたのだけれども、新潟駅に着いたのは前半も終了した15時くらい。当然シャトルバスは無くタクシーに飛び乗り、行き先であるビッグスワンを告げたのです。雨の中を飛ばしに飛ばしてスタジアムに着いて支払いをしようとしたその時に、タクシーの運転手さんから思わぬひと言を頂いたそうです。
「今日はお代はいらないから。応援頑張ってきてくれて」


今回のタイトルとした、「白鳥は家族で飛んで行く」は来年1月に公開となる、新潟を舞台とした映画の中の台詞から拝借しました。
アルビレックス新潟も協賛している、『ミッドナイト バス』です。


監督、コーチ、選手、サポーター。
クラブが降格したのだから、みんな揃ってJ2行きです。
監督も変わり、選手も入れ替わりはするでしょうが、新潟にはアルビを思ってくれる人達がたくさんいます。みんなアルビファミリーです。


白鳥は家族で飛んで行く。
だから。
だからこそ。
また一緒にみんなでこの舞台へ戻って来よう!
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by joehenderzone | 2017-11-22 12:24 | アルビレックス新潟 | Comments(2)
あの最高の週末から、はや5日。
また次の週末が訪れました。
試合のことはご存知でしょうから、個人的な前後談と感想を時系列に沿ってあれこれと。


10月27日(金)
会社内のアルビサポとの飲み会。
月初に計画した段階では、そのころはもう降格が決まっているよ。残念会だね。なんて言っていたのだが、どっこい死なず。
しぶといアルビに対して語り、日曜日は見届けに行く、なんて笑っていました。

10月28日(土)
関東アルビサポと長岡駅で待ち合わせて、アルビサポ御用達のお店で一献。
スタジアムではお会いしているのだけれども、素性を知らない者同士が、新潟との関わりとサポーターになったいきさつなどを語る。
途中で隣のグループもアルビサポだと判明し、アルビレックスコールで〆る。
最後の晩餐に相応しかったと言い別れる。

10月29日(日)13:30
ゴール裏のいつもの席で仲間と談笑。
今日勝っちゃったら、いや今日は勝つんだけど、そしたらその後どうするんだろ?
スタジアムでパブリックビューイングとかしないのかな?
万歳したのに、またその瞬間選手出て来るんだろうか?てか、選手はどこかで他の試合見るんだろうか?

10月29日(日)16:30
シャトルバスの列に並びながら、甲府の先制を知る。バスの中で神戸が追いついたことを知るが、それではまだダメだ。
車内で重い軽口を叩く。
その瞬間をオレらは居酒屋で迎えるのだろうか?
どうする?
とりあえず首の皮焼いてもらう?
タレですか?塩ですか?
お客さん、ちょっと白鳥長いから時間かかるよ。
なんて。

10月29日(日)17:00
ひとまずは、素晴らしい勝利に乾杯!
18時までのひと時の残留を噛みしめる。
その後はDAZNに繋ぎ、ひたすら飲みながら一喜一憂。
大宮と広島は(新潟目線で)大丈夫そうだから、甲府に絞って見る。
というか2-2になってるし、でもそれでもダメ。

10月29日(日)17:50
ハーフナーマイクゴール!
その後のセットプレーに手に汗握る。
笛!
しゅーりょー。
個室の居酒屋さんで飲んでいたのですが、壁越しに拍手や歓声が上がっているのを耳にしました。
我々もアルコールを再注文して、再度乾杯‼︎
肉だ肉!
鶏皮じゃない肉!
首の皮じゃない肉!
と牛と馬を注文。

10月30日(月)
出社したら、会う人会う人に祝福される。
もっと早くからがんばれば良かったのにね、という言葉に振り返る。
それってアルビのことですか?それともオレの仕事のことですか?


またしても命拾いしたアルビ。
白鳥の首は長く、よって首の皮も長いことが証明されたものの、残留するためには八百長レベルの何かが起きなければいけない状況には変わりません。
薄氷を踏む闘いが続きます。

でも白鳥は首が長いだけでなく、薄氷を踏むのも上手いんだな。と思っている自分もいるのです。
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by joehenderzone | 2017-11-04 00:42 | アルビレックス新潟 | Comments(0)