アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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<   2008年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

SVABO! OSTANI!

 大久保が飛び込んでこなかったら、貴章の頭に合っていたのに!
と腹立たしく感じた新潟人、100人中100人。
あぁ、でも例え貴章の頭に合ったとしても、枠に行かなかったかなぁ?
と少しでも心を過ぎった新潟人、100人中100人?

 日付が変わって日曜日。
盛り上がったのは千秋楽結びの一番。
相星決戦という舞台が整ったのはもちろんのこと、久しぶりに力のこもる一戦だったことに異論を挟む余地はない。
土曜日の代表戦と比べると、内容も観客の盛り上がりも好対照でした。

 サッカーと相撲。
全く関係のない二つであるが、私には大いに関係があった。
古典文学に造詣の深かった私の伯父は、相撲部の先生としても活躍していた。
大きなお腹を揺すってゆったり歩く様や、書籍に囲まれた書斎で、巨体を丸めながら胡坐をかいてページを繰っている姿が、私の幼少時の思い出だ。
難しい書物に混じって相撲の本も散らばっていた。
私の興味はむしろそれらにあって、幼くして雲竜型と不知火型の違いや、双葉山70連勝ならずといった言葉に胸を躍らしていた変な小学生だった。

 この伯父の家と我が家はあまりにも近いために、頻繁に行き来をしていて、
幼少の私は彼らが訪れる度に「また来たがぁ~」と言っていたらしく、
私が青年となって訪れる度に、今度は伯父が私の「また来たがぁ~」を真似して目を細めた。
大きな体躯と、やさしい微笑と、ふんわりした白髪と。
とてもオシムに似ている伯父である。
この冬も、にっこりと笑って迎えてくれた。
今年の冬は、仏壇の奥の写真だったけれども。

 彼が病に倒れてからもう何年も経っていたのだけれども、
この夏いよいよ気力も衰えてきていたようで、
伯母からは緊急の際は連絡しますと言われていたそうだ。
だがその時、伯母が何度も電話を鳴らしても両親は電話にでなかった。
私が入院していた病院に駆け付けていたからである。
伯父の死を病院のベッドの上で知った時、とても申し訳ない気持ちと、自分の身代わりになってくれたのでは、という気持ちが交錯して号泣した。

 だからオシムが倒れたとき、助かってくれと真に願った。
伯父と同じ病気で倒れたからなおさらだ。
今度の水曜日はオシムも来場するとのこと。
闘っているオシムを聞くと、病に闘っていた伯父を思い出す。
そんな私情なんて代表に、日本サッカーに全く関係ないけど、いつかまたオシムが輝くことができる土俵に上がって欲しい、と願わずにはいられない。
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by joehenderzone | 2008-01-28 23:27 | 日本代表 | Comments(2)

白いオルフェ Orfeu Branca

 今日東京に雪が降った。
ちらほらと、ではなく新潟で降っているかのように斜めに吹き付けていた。
ボサノヴァがとても不釣合いな、そんな今季一番冬らしい日だった。

 本来は、夏の終わりに訪れるはずだったこのライヴ。
リサさんご懐妊とあってこの日に延期。
昨年はアントニオ・カルロス・ジョビン生誕80年ということでトリビュートアルバムをリリースした彼女。
この日ものっけから『イパネマの娘』で。

 ジョビンは言わずと知れたボサノヴァの父といえる人で、映画『黒いオルフェ』の楽曲を作成。
サッカーでいうところのペレのような偉大な人物で、母国ブラジルでは彼の死後国葬が行われ、さらにリオの空港には彼の名が付けられた。
そう、ちょうどNYのジョン・F・ケネディ空港やローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港のように。
そしてリオのその空港に着陸する飛行機は、到着前にこれまた彼が作曲した『ジェット機のサンバ』が流れるという。

 そういえばその昔、上越新幹線が開通した当初、停車駅に合わせてご当地のメロディが流れていたように記憶している。
長岡は『長岡甚句』。新潟は『佐渡おけさ』。
そんなことがふと頭をよぎると、夏のブラジルの風景から冬の新潟の景色に一変した。
終着駅を知らせる機械的なメロディに耳を傾けながら、遠く異郷の地に降り立ったら一面の銀世界。
アレッサンドロやマルシオの気持ちを思わずにはいられない。

 先述の『黒いオルフェ』はカーニヴァルに燃え上がるような刹那な恋を描いた作品(詳しくはこちら)であるが、思えば我々も試合というカーニヴァルを通して、恋愛をしているようなものだ。
例えばブラジル人選手が船乗りであったならば、我々は新潟の港で待つ女かもしれない。
彼らはサッカーでも音楽でも、力を抜き、寛容な心で新天地を受け入れ、我々は彼らの郷愁(サウダージ)を癒すべく声を枯らす。
彼らは来て、そして去っていく。
やがて他の港に行ってしまうけれども。
それでもやっぱり応援せずにはいられない。
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by joehenderzone | 2008-01-24 00:45 | 新潟あれこれ | Comments(0)
 今年すでに3回目の新潟(市内)入り。
今回の目的はこれ

 某女史お勧めのテナーサックスに酔いしれる。
「どう?反町似でしょ」と言う言葉をスルーして、
「それなら、トロンボーンの彼、永田に似てなくね」と切り返す。

 会場を変えて夜も更けた頃に、サックスを吹くご老体に疲れが見え始める。
眼鏡をはずし、気だるそうにマイクに向かって語りかける姿は、まさに反さん。

 凍りかけた夜の古町を抜けて、居酒屋で深夜の反省会。
そこに演奏を終えた永田登場。
隣で日本酒を注文する。

 ああ、あれも新潟。
これも新潟。
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by joehenderzone | 2008-01-22 00:23 | 新潟あれこれ | Comments(2)

あいうえお作文

『いか』行かない
『の』 乗らない
『お』 大声を出す
『す』 すぐ逃げる
『し』 知らせる

駅から家へ帰る途中の暗い通りに、掲げてある標語?だ。
なんでも、不審者に出会ったら『いかのおすし』を思い出して行動しよう!
という特別警戒中のポスターのようだ。
隣でピーポー君が笑っている。
掲げているのはオレをスピード違反でしょっぴいた地元警察である。

『いか』怒らない
『の』 罵らない
『お』 脅さない
『す』 スタジアムでは
『し』 しょったれない
スタジアムでの暴力NO目指して、クラブ側は掲げたらどうだろうか?

まぁ、これがありだったら、何でもありだ。
いっそのこと、今シーズンのスローガンを「あいうえお作文」で作ったらどうだろうか?
クラブはスポンサー獲得に向け、干支にちなんだものはどうだろう。
『ね』 寝ていても
『ず』 ずっとスワンは
『み』 満たされます
『ど』 どんなもんです
『し』 試合に負けても

それに対するサポの返歌。
『かん』 勘ぐれば
『ふぁ』 不安が募る
『れ』  レスポンス
『ん』  んまくかわされ
『す』  スルーされゆく

聞くところによれば、今年のスローガンも『闘え新潟』らしいですね。
『たた』 叩かれて
『かえ』 帰られちゃって
『に』   憎まれて
『いが』 意外と気付かぬ
『た』   頼るべきサポ
んー駄作。
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by joehenderzone | 2008-01-17 23:53 | アルビレックス新潟 | Comments(2)
 絶対なんてない。
永遠なんてない。
人の気持ちなんて変わるもんだよ。
リアルな例え話の続き。
裏切られたこともあるし、裏切ったこともある。
だから今回の坂本の件に関しては、彼に対して怒りはするものの、「裏切り者」呼ばわりするのはどうかと思う。
少なくとも、オレは他人を「裏切り者」と呼べるほど、自分は素晴らしい人間だとはこれっぽっちも思ってないから。

 実際のところ、契約に関しては、こういう時に備えての複数年契約なんだって思ってた。
更新時に契約が残っていれば、その分移籍先がきちんと払ってくれるでしょ。
だからヨーロッパなんかは、シーズン中に複数年の更新するでしょ。
持って行かれた場合の保険も兼ねて。
そして、高く売れそうな時の見込みをもって(エジは失敗したわけだけど)。

 痛いのはやっぱり坂本の抜けた穴。
坂本がサイドラインを駆け上がったとき、相手の選手がマークに付いて、または釣られて上がるから、うまくスペースができるシーンを何度も見た。
深くえぐってのクロスも的確に上げていたっけ。
でも、これまで出られなかった選手が発奮すればいい。
アトムしかり、松下しかり。
こうなったら慎吾戻って来て、とかファビ戻って来てなんて言ってはならない。
それって、同じことでしょ。

 絶対なんてない。
永遠なんてない。
人の気持ちなんて変わるもんだよ。
そう言われたことがある。
それでも妥協して、やり直すことを考える人もいるかもしれない。
譲れないものに対してNOを突きつける人もいるかもしれない。
仕事だって、譲れないことに我慢できずにやめてしまう人もいれば、それでもやっぱり家族とか生活とかがあるから我慢しなくちゃいけない人もいるだろう。
人はそれを、それぞれ自分の物差しで決めているでしょ。
他人には見えない心のそれで。

 さて、あたかもホントのような話、の続き。
別れた後って、相手に対して絶対後悔させてやる、オレの方が良かったって思わせてやる、って思わない?
今回の件で言うと、「やっぱり新潟出て行って良かったよ」と思われるのが、一番悔しいし、かっこ悪い。
だから、ブーブー言うのはここいらへんにして、今こそアルビサポの力を示す時だよ。
むこうはこんなこといってるぞ。
スワンで満員は当たり前。
フクアリをアルビサポで埋めてやろう!
それが今季の至上命令!






(注)至上命令・・・絶対に服従すべき命令(広辞苑より)(笑) 
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by joehenderzone | 2008-01-14 23:09 | アルビレックス新潟 | Comments(2)
 「千葉に復帰することを決めたのは、あのバスの一件があったからです」と嘘でもついてもらえれば、怒りの矛先は逸らせたんじゃないかと考えた。
ホント悪い冗談だけど。
それぐらいに憤りを感じる一件だ。
「新潟に骨を埋めるつもりで」とか「移籍はこれが最後だと思ってます」とか言ってたのに。
それよりも何よりも、千葉のフロントの都合の良さに。
そして、坂本のプライドの無さに。

 むかっ腹が立ってしょうがない。
これってまるで女にフラれた時の気分じゃないかと思うと、なおさらだ。
フラれた、というか別れた時。
「他に好きな人ができたの。ごめんね」
いや、むしろ「やっぱり元カレとやり直すの。ごめんね」と言われた時。
ごめんねじゃねーよ、と心の中で叫びつつ、妄想の中で暴れつつ。
でも良くあることだ。
残念ながら、オレの場合は。
元カレがイケてない奴だったり、しょーもない奴だったりするんだけど、そんなときに限って「でも私がいないと何もできない人なの」なんて言われたりする。
知るか!
ばーか!
そんな時は、怒りで暴れたい気持ちや、惨めで泣きたい衝動を我慢して酒を飲んだりする。
 
 時が経った後、あんな女と別れて良かったとか、あいつに出逢って良かったとか思う瞬間がやって来る。
それは、自分が幸せになった時。
あるいは、自分が強くなった時。
そうして大きくなっていくとしたら、それは素敵だ。
アルビがビッグクラブになった時。
アルビが強くなった時。
それが坂本に感謝する時だ。
と考えることにする。

 男にフラれた女の子が、涙でぬれた顔を洗った後で鏡の中の自分に向かって決意する。
「ぜったい、綺麗になってやる」
坂井真紀の懐かしいCMを思い出す。
「ぜったい、強くなってやる」
絶対に。
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by joehenderzone | 2008-01-12 01:03 | アルビレックス新潟 | Comments(4)
 実家に帰って何か飲み物を飲むとき、注ぎいれるグラスは必ずドラえもんグラスだ。
確かそれは、祖父母の代から付き合いのある近所の酒屋に、ビールと一緒に三ツ矢サイダーの配達をお願いした時に、おまけとして付いてきたものだ。
もうはるか昔、小学生の頃だけれども。
それ以来、何を飲むのもこのグラスが用意されるのだった。
サイダーはもちろん、牛乳も麦茶も。
そして成人してからはビールでさえも。
「酒、燗しようかね?」
「いいや、そのままで」
今回の帰省の際も、コップ酒が食卓に並べられていた。
そう、ドラえもんのグラスで。

 1月2日。
新潟駅前で恒例の新年会が催された。
諸般の事情や、体調不良のため参加できなかった人が多いためか、それとも会場のせいもあってか、例年と趣が異なっていた。
そう言えば、毎年参加者へ訊いていた、ホームゲーム初勝利時の初ゴールは誰?という質問と、今年の抱負を忘れていた。
それは多分に、主催者の留守を預かった私の、飲み過ぎと浮かれ過ぎが原因なのだけれども。
ちなみに私自身の前者は「河原」で、後者は「能動で行こう(not農道)」だ。

 0次会から始まった会も無事に2次会まで終了し、『きたぐに』に飛び乗って長岡に着いたのは深夜。
朝というか、昼に起きて牛乳を飲もうとしたら、「ひび」が入っていた。
水を飲んでから床に就いた記憶はあるのだが、どこかにぶつけたかどうかは定かではない。
飲み口の部分から、親指の爪で痕をつけたような弧を描いて、垂直方向に線が入っていた。
そう、ドラえもんのグラスに。

 思えば、何故にいつもドラえもんのグラスなのか?
両親がTPOだとかそんなことを気にしない粗野な人間だからだろう。
また、変化を好まない保守的な性格だからかもしれない。
いつまで経っても子供は子供なのだ。
(思春期も、大人になってもそれを使用していた私も輪をかけて野暮ですが。)

 2008年
ビッグスワンができて8シーズン目。
アルビがJ1に昇格して5シーズン目。
ビッグスワンができてからのサポもいれば、昇格の熱狂に乗ったサポもいる。
もちろんJ1時代しか知らない人達もいるわけで、今や過去の熱く煮えたぎった坩堝のような空間を知らないサポもいて当然だ。
「ひび」が入って初めて気付くこともある。
器を変える時かもしれない。
ビッグスワンではなく、心(気持ち、というか意識)のそれを。
様々な思いでスタジアムに集まって来る。
もちろんその気持ちは汲み取るんだけど。
でも余計な力を試合前に使うのではなく、試合の時に選手の力となるように。
タイトルを獲れるように。
そう、ドラえもんは助けてくれない。
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by joehenderzone | 2008-01-06 23:32 | アルビレックス新潟 | Comments(6)