アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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カテゴリ:新潟あれこれ( 69 )

新潟で生きるってこと

今晩もちらほらと雪が舞っています。
大雪から1週間。

長岡は大雪に慣れているはずなのに。
少雪が続いて気が緩んでいたのでは。
対応が悪すぎる。
人災だ。
渋滞に巻き込まれた人達は、そう言って憤慨していました。
長岡市民としては、いささか心外なんだけど。

今シーズンは本当に暖冬で、新潟市内や下越で降雪があった時でさえ、長岡は晴れている日もありました。
この日の降雪までは、ほぼ雪のない日が続いていたのは事実です。


自身が体感した先週の降雪を、時系列に沿って振り返るとこんな感じでした。

1月22日金曜日。
長岡市内の積雪は、ほぼゼロ。

1月23日土曜日。
夜半から雪が降り始めるも大した積雪量ではない。
翌日が嫁の命日ということもあり、弔問に訪れたお客様をお墓に案内することに。
例年であれば1月にお墓参りはできない状況ですが、今年は少雪ということもありお寺まで行き、お参り。
この時点で雪はくるぶしあたりまで。

1月24日日曜日午前中。
昨晩から雪が降り続く状況。
それでもと思い、昨日に続いてお寺まで行ってみるものの、お墓は雪で埋まっている状態。
積雪は腰辺りまで。
ラッセルをして進めば墓前まで辿りつけるが・・・。

ここまでの積雪は40センチくらいか?
新潟日報の発表によると、25日午後5時までの24時間降雪量は38センチ、積雪は91センチであるから24日の正午から25日午後5時まで50センチくらい積もったということか(ちなみに25日の日中はさほどの積雪はなかった)

1月25日月曜日。
30分早く玄関を出るが、アパートの駐車場に停めてある車はモンスターのような形状に。
まずは車を雪の中から発掘する作業。
隣の車との間に積もった雪でドアは開かない、というよりまずはドアを開けるための発掘。
ちなみに車高156センチだが、ほぼ屋根部分まで雪に埋もれている。
消雪パイプはあるものの、積雪が多く間に合っていない。
前方部分に雪塊があるため、ハンドルを切って出ようとするとスタックする。
そのためアパートの住民総出で、協力し合って車を1台ずつ出し合う。
この時点で貯金の30分を使い果たすw

安全策のため裏道(2車線が雪のため1車線になっているために、すれ違いができない)を使わずに、幹線道路へ。
しかしながら交差点では、積雪のため右折レーンが消滅しているので、前方に右折車がいる場合は、ほぼ青信号でも進めない状態に。
道中の信濃川支流の堤防道路は圧雪の上に、猛吹雪のためホワイトアウト。
前方からも車が来ないため、全く道の形状がわからず、30キロの徐行運転。
幸い、私は市内から郊外への通勤のため20分の遅刻で済んだのですが、社内に入るとまだ半数ほどしか出勤をしていませんでした。


社員も来られなければ、出荷のためのトラックも到着せず。
「こういう日は、しょうがないよね」
これが概ね社員の意見でした。



さて大渋滞となった8号線ですが、高速道路の通行止めが遠因であることが判明しつつあります。
まずは24日午後1時過ぎ、三条燕~新潟西が通行止めとなり、三条で下車した車が8号線に流れて、渋滞の先端となりました。
次に午後2時過ぎに、小千谷~長岡、続いて柏崎~三条燕が通行止めとなり、同じく8号線に殺到。
長岡は17号線と8号線の結節点でありますから、当然関越道を降ろされた車が17号へ、そして柏崎と長岡で降車した車列に合流することとなり、三条から長岡までの長大な渋滞になったと思われます。

除雪はしていなかったのか?
確かに、長岡の人からみると新潟の除雪は下手だなあと思うように、魚沼の人達や、小千谷の人達からみたら長岡の除雪は下手かもしれません。
しかし今回は、前日の日曜日の日中から吹雪いていたわけですし、24時間体制で除雪を行っていたと聞いています。
あまりにも降る量が多すぎたのと、高速の通行止めによってあまりにも多すぎる車が流入したことが原因と思われます。


さきほども少し触れましたが、除雪が追いつかない場合まずは車線が減少します。
右左折のレーンがなくなることによって、当然渋滞が発生します。
例え国道であっても片側1車線しかない場合は、トラック同士がすれ違えずに両方向の通行が止まることさえあります(実際、会社到着直前でこんなアクシデントに出くわしたこともあります)
圧雪の道路で止まってしまった場合、発進が大変です。
ハンドルを取られて止まってしまった場合は、ハンドルを真直ぐに直してから発進しないとスタックしてしまうのですが、パニクッってしまってなかなか出られない車もいます。
加えて、長岡のバイパス(8号・17号)は新潟市内のように全て高架になっているわけではないので、河川や鉄道を跨ぐ時のみならず、交差点を跨ぐ際に上り下りがあり、交差点に向かって高架から平地に下る場合もあります。
今回は、こうした上り下りの部分でチェーンを巻いていない大型車(スタッドレスタイヤは履いている)が、動けなくなってしまい道を塞いでしまったことが、大きな原因だともいわれています。


「こういう日は、しょうがないよね」
これが「新潟で生きる」ってことだよ。
そう思うからこそ、冒頭の酷評について反論したくなるのです。


とは言え、やはり解決しなければならない課題ではあります。
と言うのも、緊急車両が通れないからです。
また丸一日近くも車の中に閉じ込められるのは大問題です。
食糧。トイレ。ガソリン。健康状態。

阪神大震災の時に、被災地に向かう車輛が大渋滞を引き起こして、救える命が救えなかったという事実を思い出します。
東日本大震災の時、沿岸部から逃げ出す車で大渋滞となって、津波にのまれてしまったという悲劇を思い起こします。
こんな時に地震が起きたらどうなるのでしょうか?
こんな時に原発が事故ったらどうなるのでしょうか?(長岡は30キロ圏内)


もし我々がブラジル人であったならば、こんなにも生真面目に出勤しようとは思わなかったのでは?
もし我々がスペイン人であったならば、こんな日は外出しないで寝ていよう、と思ったのではないでしょうか?
残念ながら、我々は生真面目な日本人(私は違いますがw)。
そして、「都会の人間みたいに、こんぐれぇの雪ぐらいでは休まんないて」と思っている我慢強い新潟県人。


だからこそ、一定の降雪が見込まれる時は、時差出勤するとか、休みにしてしまうとか、社会(自治体や企業)がガイドラインを定めるべきかなぁなんて思ったりもしました。
また高速道路も通行止めにする際は、下道の確保を前提とするのはもちろんのこと、大型車はむしろ高速の方が事故が少ない気がするので、大型車のみ走行を許可するだけでも、安全と物流が保たれるのかなとも思いました。
もちろん、食糧、トイレ、ガソリンなどの確保、場所の提供も大切なのですが、まずは道路(=まさしくライフライン)の確保が第一なのだと痛感した雪でありました。


「新潟で生きる」ってことは、「雪の中でも生きる」ってこと。
「雪の中でも生きる」ってことは、雪のために命を懸けることではなく、雪と共に生きるってことだと思うのですよ。




さあて、田嶋新会長。
秋春制をどうしますかね?(そこか!!)
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by joehenderzone | 2016-02-02 20:03 | 新潟あれこれ | Comments(2)

大阪往復乗り鉄備忘録

おはようございます。
タイトル通り、備忘録です。
追跡しないで下さいね。


行き
長岡 6:28 -MAXとき300- 東京 8:12
東京 8:20 -のぞみ209- 新大阪 10:53

帰り
新大阪 9:01 -ワイドビューしなの9- 長野 13:53
長野 14:41 -はくたか563- 飯山 14:53
飯山 15:52 -飯山線各駅停車- 越後川口 17:59
越後川口 18:04 -上越線各駅停車- 長岡 18:27

どうですか。
なかなかの乗り鉄っぷりw


関西方面へ行く時は、北陸線経由が多かったのだけど、北陸新幹線開業でかえって乗り換えが多くなって煩わしくなったので、なるべく乗り替えずに楽しもうと思い、かえりは大阪から長野まで一本で行ける「しなの」を選択しました。

長野からは、飯山線で越後川口まで直通があるのでこれまた一本で行くはずだったのです。
しかし困ったのは、長野から飯山線の列車が発車しているものの、正確には豊野駅からが飯山線で、豊野駅までは3月からしなの鉄道になってしまったために、JRの運賃では乗れないのです。

当初はその区間だけ、運賃を払おうと思っていたのですが、優しい駅員さんが、それだと乗車券が細切れになって割高になる上に、長岡-大阪の往復割引も聞かなくなるということで、いろいろ考えていただいた末に、長野-飯山間を新幹線に乗れば、JRだけで往復ができ、かつ特急と新幹線の乗り継ぎ割引も適用されるので、そちらの方がお安いですよ、とのこと。
まあ微々たるものなんですけれどねw

それでも、駅員さんの懇切丁寧な対応に感謝し、上記のルートで発券していただくことに相成りました。


乗り換えを少なくしたいという当初の目的はなんだったんだ!?
な経路にはなってしまいましたが。
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by joehenderzone | 2015-10-11 07:00 | 新潟あれこれ | Comments(0)
相変わらず吹雪いています。長岡は。
新幹線が一番確実な交通手段。こんな悪天候の時はよくそんな言葉を聞きます。
そんな新幹線も4年前のあの日は止まっていました。
大混雑の新潟駅まで嫁を迎えに行ったあの日、長岡行きの高速バスには長蛇の列ができていました。


そんな上越新幹線。北陸新幹線の開業によって減便が危惧されましたが、3月14日にのダイヤ改正では、その本数はほどんど変わらることなく、まずはひと安心しました。
ところが現状のダイヤが維持されるかどうかは利用状況に依るところにもかかわらず、心配なことがあります。
それは、ドル箱(と思っているのは私だけかもしれませんが)である新潟-長岡間のSきっぷが、3月13日をもって廃止されることです。


新潟-長岡間のSきっぷ現在値段は往復3,000円。
これに替わって発売されるWきっぷの価格は4,200円。
片道600円、往復で実に1,200円もの値上げとなります。


これは痛いです。
ホーム開幕のこの土曜日からダイヤ改正ですので、長岡から試合観戦する際に新幹線を使うと、リーグ戦だけで年間17×1,200なので20,400円。
約10試合試合観戦できます。およそ2口分後援会費を支払えます。

これに応じる策として、Sきっぷ回数券の購入をお勧めします。
通常、発券機でSきっぷを購入すると有効期間は2日間ですが、4枚で1セット(2往復分)のSきっぷ回数券は3ヶ月後まで有効です。
ですから終売日の3月13日に購入すると6月12日まで利用することができます。

試合日程でアルビのホームゲームを確認すると、リーグ戦は6月7日(日)の名古屋戦までの7試合、ファーストステージはホーム全試合が範囲内です。
ナビスコカップは土曜日1試合、水曜日2試合となので、合計10試合分が有効期限内となります。
つまり、差額は12,000円。
およそ6試合分。後援会費1口分です。


そもそも新潟長岡間の正規の値段は2,980円であるので、Sきっぷ自体がほぼ半額に値するお得な切符であったことは事実ではあるのだけれども、片道2,100円という金額は、新幹線を利用しない場合の片道1,140円や高速バスを利用した場合の片道980円と比べるとあまりにも高すぎます。
まさに時間をお金で買うこととなるのでしょうね。

試合後は祝杯をあげて帰りたいので、車で行くことはなるべく控えたいし、どうせ酔っぱらって夢見心地で長岡まで帰るのだから在来線で帰宅することも問題ないのですが、その一方で長岡まで関東のサポ仲間と一緒の新幹線で帰りたいという気持ちも捨てがたいのです。
セカンドステージはどうしようかと今から頭を悩ませています。


北陸新幹線開通と、ホーム開幕の浮かれ気分を前にして、私の財布はちょっと吹雪いています。
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by joehenderzone | 2015-03-12 13:01 | 新潟あれこれ | Comments(0)
新潟はもちろんのこと、今週末に新幹線が開通する北陸も暴風雪。大荒れ模様です。
悲しいかなその煽りを受けて、今週末をもって運行を終了する『トワイライトエクスプレス』『北越』も11日の運休が決まってしまったようです。


我がアルビレックスの練習は、大丈夫だったんでしょうかね?
そして今後どうなるんでしょうかね?
今週末に行われるホーム開幕戦が控えているだけに心配は尽きません。


さてそのホーム開幕である14日土曜日は、前述のように北陸新幹線の開業日となります。
それに先立って、昨秋あたりからテレビでは露出が高まってますよね。
新潟県民の私としては、2月に放映されたマツコデラックスと関ジャニの村上君がMCを務める深夜番組『月曜から夜ふかし』が面白かったです。
その日のお題のひとつが「新潟VS金沢 日本海側No.1はどっちだ問題」でした。


番組としては、金沢が当然No.1だと考えている金沢市民にインタヴューをして、結果を聞かせるというこの番組のお決まりのパターンて進行。

気になるその結果は人口では新潟市80万人。金沢市45万人で圧勝。
観光客数でも新潟市1,713万人で、金沢市823万人と、こちらも意外⁉なことに新潟市に軍配。
最後にスタバの店舗数では、新潟市内が7店。金沢市内が5店と辛勝。

加えてマツコの「金沢と新潟じゃ勝負にならない!新潟の方が都会‼」との決定的なひと言と、Neggicco推しコメントで、見事に新潟市が溜飲を下げたのでした。




とここまでは、北陸新幹線開業前のこと。
これからふたつの新幹線終着駅である両市は、両市民の意識はどう変わっていくんでしょうかね?


このところの天候のように荒れ模様とならずに、良い意味でライバル意識を持って発展して欲しいですね。
(長岡市民なので棒読み)


あと、ツェーゲン早くJ1で対決しましょう!(これは上から目線)
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by joehenderzone | 2015-03-11 00:26 | 新潟あれこれ | Comments(0)

アディショナルタイム

若者は追込み馬に思いを託し、老人は逃げ馬に自らの姿を投影すると言ったのは誰だっただろうか?
まだまだ脚を貯めています、これから全力で追込みますよ!と思っていた自分が、逃げろ、逃げ切れ!と感じるようになるのは何時からであろうか?
それとももう、その時点を駆け抜けてしまっていたのだろうか?

少なくともサッカーの90分に例えるならば、自分はもう後半のピッチに立っているにちがいない。
1点。いや2点のビハインドを追いかける展開。時間は無限ではないものの、それでもまずは1点。焦る必要はない。
そんなところだろうか。


昨夏、突然のアディショナルタイムが彼女に告げられました。


時を同じくして、マイチームは激動の渦の中。
エースである川又堅碁に移籍の話が沸きあがって、そしてそれはやがて現実となり、バンデイラである本間勲は出場機会を求めて新潟の地を離れた。
ホームではJ2の長崎に苦杯を喫し、最下位の徳島に辛酸を嘗めさせられ、ガンバには0-5という屈辱の大敗を味わされた。


「行って来なよ」と背中を押された出かけたスタジアムではあったけれども、目の前に広がる流れていく時間を見る度に、特に後半に入って追いかける展開になった場合や、アディショナルタイムが表示されたときなどは、このまま時が止まって欲しいという思いと、有限の時の中で彼女に何ができるのかという思いが交錯して、ピッチが霞んで見えなくなったものでした。


それでも限りのある時間の中で、彼女は果敢に敵陣に迫り、時にフェイントでひらりと相手をかわしながら、シュートを放ちゴールに迫ったこともありました。
そしてゴールを狙える位置でFKをもらったのにもかかわらず。
そこで突然に。
本当に突然に、終了の笛が吹かれてしまいました。




私とは対照的に、彼女にとってサッカーは、アルビレックスはほんの一部ではありました。

それでもスタジアムや、祝勝会会場や、長岡のごろえんで親しくしていただきました多くのサポ仲間に、突然のことにもかかわらずご会葬いただき、また後日、自宅にご弔問いただきましたましたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。

またご弔電をいただきました、リョウ君、ノリコさん、ユミさん、シオさん、ぐっちいさん、えのきどいちろうさん、さらには浦和サポの皆様にも、重ねてお礼申し上げます。

加えてブログを通じでご弔意をいただきました八百政さんユーリ・マロエフさんにもそのご厚情に感謝申し上げます。
コメントもせずにすみません。
彼女も毎回楽しく拝読させていただいておりました。



今日でちょうど1ヶ月が過ぎました。
皆様のご厚意と励ましの言葉によって、あたかも両手を肩に掛けて抱えられるように、ようやくピッチから去ることができました。
それでもやはり、何度も何度も、共に歩んで闘ったあのピッチを振り返っては、膝を地面に付いて涙を流してしまっています。
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by joehenderzone | 2015-02-24 19:55 | 新潟あれこれ | Comments(0)
3連敗だとか、ケンゴの去就だとかいろいろあった中断明け初めての週末ホームのセレッソ戦でしたが、わたくし、花火のために欠席してました。はい。

ご存知のように長岡の花火は、慰霊だとか復興だとかの意味合いが強く、我が家でも長岡藩士だった高祖父(祖母の祖父)は戊辰戦争で戦死し、長岡の空襲では祖父母と父は空襲の中を逃げまどい、水田の中で焼夷弾の難を逃れた。10年前の中越地震では父と母が被災した。
そんな我が家だから花火に対する思い入れも当然強く、祖母が7月末に他界した30年ほど前の夏も、父は喪主だったにもかかわらず葬儀を終えたその日に、「三尺玉見に行くか」と、私を花火に誘ったのだった。
信濃川の土手見上げた三尺玉は高く大きく、これならばあちゃんも見えるだろと、幼心に胸を締め付けられたものでした。

花火は2日間あるんだから、1日ぐらい試合行けよと思われるかもしれませんが、そんなこんなで花火は譲りがたいのですよ、と言い訳を。


さてその三尺玉ですが、玉が大きくなるとどうしても歪に開いてしまうのですが、今年は例年にも増して綺麗に開いた印象でした。
それにしても長岡の花火師嘉瀬さんが一線を退いてから、三尺玉は 『黄金すだれ小割浮模様』と名付けられてる、冠菊(かむろぎく)=いわゆる「柳」ばかりになってしまいましたね。確かにより大きく魅せるという点ではかないませんが、かつての嘉瀬さんは牡丹・菊・小割千輪菊などバラエティに富んだ三尺玉を見せてくれていただけに、安定志向になってしまっていて少し残念です。


ところで私が好きなのは、小割千輪菊という種類の花火です。
普通の花火は玉の中に火薬をまぶした火薬玉が等間隔で入っていて、その玉に点火して丸く均等な花が開くわけですが、小割の花火は外側の大玉の中に、さらに玉が入っていてその中に火薬玉が入っています。
これをマトリョーシカで例えると、大きなマトリョーシカの中に、いくつもの中マトリョーシカが入っていると考えてください。まず大きなマトリョーシカがパカッと開いて中マトリョーシカを四方八方に飛び散らせます。その中マトリョーシカは飛び散った先でさらにパカッと開いて、ようやくなかの火薬玉に点火すると言う仕掛けです。
このため花火が上がって最初の大玉が開いてから、火花が夜空に浮き上がるまで時間差が生じるため、観客はあれ?失敗か?と息を飲むのです。ところがその刹那、小さな花があたかも扇子を広げたかのように、パラパラと散りばめられ夜空を染め上げるのです。
かつて、嘉瀬さんは三尺玉でこれに挑戦したことがあり、すわ失敗か?と声を詰まらせた瞬間に、空一面に花が広がった様が今でも目に浮かびます。

そんな私の最近のお気に入りは 『この空の花』です。一昨年、同名の映画公開以来今年で3回目を迎えたスターマインです。
打上げているのが山梨県のマルゴーさんという花火会社なのですが、もうファンタジスタですよ。
淡い色や、繊細な線を花火で表現します。そして要所要所で、その小割を使い観客に感嘆の息を漏らせます。
今年は使いませんでしたが、昨年と一昨年には件の小割に「スマイルマーク」の花火を使っていました。想像して下さい。空一面に「スマイルマーク」が広がるんですよ。
この花火は、大きさとか、打上げの数だとか、ある意味長岡が誇っている部分でもあるのですが、それとは一線を画す物語なのです。


さてフェニックスです。
もちろん、今年はJupiterフルバージョンでしたので、文句なしでした。
個人的には最近この歌を歌う機会(なんだそれ?)があるので、共に口ずさみながら観ていましたので、感激ひとしおでした。

♪ 愛を学ぶために 孤独があるなら 意味のないことなど 起こりはしない ♪

のくだりでは、ケンゴを思い浮かべましたよw
「俺が、俺が」の一件から、調子を落としたように感じるケンゴですが、ヤンツーさん流の愛情だったと思いますよ。
この時点では、移籍云々の話題は知りえませんでしたが、「意味のないことなど 起こりはしない」のだから、しっかり現実を見つめて自分の道を進んでほしいですね。

話が逸れましたが、Jupiterを歌う平原綾香。

♪ 私を呼んだなら どこへでも行くわ あなたのその涙 私のものに ♪ 

の部分がこの歌の中で一番好きなところだそうです。
今年はフルバージョンということもあり、この部分でゆっくりと尺玉が、ひとつづつ上がり、フェニックスを模した花火が空に舞いました。


♪ 私を呼んだなら どこへでも行くわ ♪

ここでもアルビのことを思い浮かべました。
サポーターのことです。
と思いながらも、今日はスタジアム行ってないし。来週も行けないし。なんて自嘲していましたが。

いずれにせよ、アルビ昇格11年目。
フェニックス打ち上げ10年目。
ひとりじゃない 
そのことを再認識した長岡まつり花火大会でありました。
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by joehenderzone | 2014-08-08 18:31 | 新潟あれこれ | Comments(0)
ようやく梅雨らしい雨模様となった本日の新潟。
昨日までの県内は、日中は射すような日差しが照りつけ、今日の雨を予感させるように湿度も上昇していきました。

そんな中で、昨日アオーレ長岡では今年で3回目となるビアフェスタが行われましたので参加してきました。
毎年、七夕の時期に合わせての開催なので、焼き鳥だとか焼きイカの香りが充満した煙によって笹の葉が揺れ、ちびっ子達が浴衣や甚平を着て、短冊に願い事を一生懸命に書いている脇で、大人達が黄色いしゅわしゅわを片手に現実逃避しているというシュールな光景が、今年も繰り広げられていました。

我々もそんなダメな大人達の例に漏れず、何件かの出店を物色しながらまずは生ビールを。
最初にお通し的なものを、ということでサザエのつぼ焼き(何と100円!)を二つ購入して、生ビールを買い求めました。
すると店員さんが、アサヒにします?サッポロにします?と問いかけてくるではありませんか?

これは後ほど、何杯かグラスを重ねるうちに判明したのですが、この会場では(出店していたお店だけでなく、ビールサーバーを背負って売りに来る売り子さんもいたのですが)国内各メーカーのビールが選べたんですよ。
最近では選択できる居酒屋も増えてはきましたが、たいていはひとつのメーカーの独占だったりするので、これは嬉しいですよね。
まぁ、長岡という土地柄(アサヒビールの外山脩造が栃尾出身 サッポロビールの中川清兵衛が与板出身)のせいもあるかもしれませんが。

さて、その店員さんの問いかけに「サッポロで」と言った私に対して、隣のスーツを着たサラリーマンが即座に「ありがとうございます」と話しかけてきたではありませんか。
聞くところによると、サッポロビールの営業マンの方だそうで、私の応えをどきどきしながら待っていたそうです。
そんなことを言われたら、私も言わなきゃいけないじゃないですか。

「こちらこそ、いつもアルビレックスをサポートしていただいてありがとうございます」さらに調子に乗って、「いつもサッポロに決まってるじゃないですか」なんて。



あれ?
日本酒で乾杯条例はどうなったんだっけ?
なんて思いながら、嫁と二人で気分良くサッポロビールで乾杯したのでありました。


追記
中しまのお好み焼き、この日もまいうーでした。
新潟のお店はなくなっちゃったから、ぜひ長岡まで食べに来てね!

それと仙台戦の勝利を祝して、牛タンも食らいました!!!
バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!
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by joehenderzone | 2014-07-07 19:20 | 新潟あれこれ | Comments(0)
昨日、長岡市議会で全会一致で可決され、即日施行されました。

長岡市に先立って、上越市で同様の条例が立案されていたようですが、他の酒造業界に対する配慮から、日本酒に限定する点で合意に至らず先送りとなったようです。
そして、その間隙をついて、長岡が県内初の乾杯条例制定となったようです。



もちろん飲酒を、日本酒だけを強要するのではないというのは、条文で述べられています。というよりこれは、そもそも地産地消しましょうとか、地元の食材を誇りをもちましょうとかそういう類のものですよね。長岡の赤飯だって、巾着茄子だって、かぐらなんばんだっていいわけですよ。

そもそも、こういうものはアピール的な要素が一番ですので、『新潟県(酒どころとして知られる)では初めて』 というところに意義があるので、速やかに対応した皆様GJ!です。

というわけで、今夜の晩酌も当然日本酒で乾杯します。
つまみは、かぐらなんばんと茄子でも焼きましょうかね。



参考 パブリックコメント
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by joehenderzone | 2014-07-01 18:16 | 新潟あれこれ | Comments(0)

日本海タワーの思ひ出

日本代表のグループリーグ第2戦ギリシャ戦を見終わった後、おもむろに日本海タワーへ出掛けました。
まあ、せっかく休みをもらったわけだし、ご存知のように日本海タワーは今月いっぱいの営業だし、ということで感傷に浸るのにはぴったりの日と場所でありました。

日本海タワー。
タワーと言っても東京タワーや、横浜や神戸のポートタワー、もしくは万代のレインボータワーのように天に向かって高くそびえるものではなく、ロンドン塔(タワーオブロンドン)のようなものですよね。

ホームページによると、「新潟市水道局が昭和45年に南山配水場の屋上に建設し、財団法人設立のための基本財産として現物出資した施設です」とのことで、ご存知のように3~4階相当の建物の上に、2~3階相当の円柱状の展望台を乗っけた建築物(気になる高さを調べようと見てみてもホームページ上にはその記載なしw)と言ってよいでしょうか。

しかしながら、高台に立っているため建物の高さ以上に眺望がよく、佐渡はもちろんのこと粟島や山形・秋田方面の山々、飯豊連峰の山々まで見渡すことができます。ま、この日は曇天で遠方はまったく見えませんでしたけれども。
それでもここから望む弥彦や角田山、遠くまで広がる田んぼの緑と、日本海の青さには、県民として胸に迫るものがあります。
そして何よりも床面が回っているから、座ったまま景色が楽しめますしね。


と知ったような口を利きましたが、ここに足を運んだのはこの日で4回目。
初めては先のエントリーでも触れましたが、新大病院に定期健診に来た際に、ご褒美として連れて来てもらった幼少の頃。
2回目は、小学4年生のバス旅行(春の遠足?ウチの小学校はこれを毎年毎年修学旅行と呼んでいたけど)で訪れた時。
そして3回目は、真下のグランドで高校生だか大学生だががサッカーの試合をやっていたのを、アルビのサポ仲間と2周(1周は何とちょうど45分!)くらい眺めていた5年くらい前のことでした。



年を重ねてからここを訪れる度に思うことは、中心部から至近の距離に(というかもろ中心部・セレブな地区だ!)存在しているにもかかわらず、なんたるB級スポットなんだろう、ということです。

タワーに入る前の看板は 『館内にトイレはありません 園内(※敷地内の公園)のトイレをご利用下さい』と警告を発している。

上に向かうエレベーターには、『上』 と 『下』というボタンしかなく、それは押してもいいのか?という適度の緊張感と、これから先に何があるのか?という期待感を否応なく膨らませてくれる。

エレベーターの扉が開くとそこから先は階段で、壁には『どうらね なんぎらったかね?』という新潟弁と、『どうです。疲れましたか?』という標準語を対比させたプレートが貼られていて、階段の昇降による疲れを和ませてくれる。

こうして展望部分に辿り着いて、ひと休みしようとするとそこには水道局自慢のペットボトル入りの水が販売されていて、外の景色を眺めながらその美味しい水をごくごくと調子に乗って飲んでいると、「あ!館内にはトイレがないんだ!」と気が付くシュールっぷり。


実に惜しい。ここに入れなくなるなんて。
なんて嘆いておきながら、人生の中でたった4回しか機会がなかったことが、この閉館という結果に繋がったのだろうななんて思い、とぼとぼと歩いて帰路についたのでありました。

古町にしようかな?
万代かな?
それとも、駅前にしようかな?
日本海タワーの残像に押されて、夜の町に消える。
これも最後の思い出ですかね。
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by joehenderzone | 2014-06-24 19:30 | 新潟あれこれ | Comments(0)

ピッチの上には

崖っぷちに立たされたザックジャパン。グループリーグ最終戦は6月25日午前5時キックオフ。15日の日曜日に行われた初戦が一番観戦しやすかったことは言うまでもないのですが、一般的な社会人にとっては出勤前の時間帯であるからにして、次の第3戦目の方が第2戦目よりはるかに観戦しやすいのは間違いないでしょう(金曜日に休んだ私が言うことではないがw)。

キックオフが朝5時ということで、容易に観られない人はどんな人だろうと考えたときに真っ先に頭に浮かんだのが入院されてる患者さん達です。
というのもオフィシャルのホームページや雑誌『サッカーキング』でも取り上げられていたように、今シーズンからアルビレックス新潟のクラブとサポーター有志の試みとして、新潟大学医歯学付属病院(新大病院)の病棟内でパブリックヴューイング(PV)が行われていたからです。

もっとも地上波のテレビ放送が少なく、アウェイの試合ならなおさら機会の少ないアルビの試合とは異なって、代表の試合、それもワールドカップですからPVをせずとも病室内のテレビで見ることは可能ですから、心配には及ばないかもしれません。しかしそれでもやはり朝5時から病床で観戦というのは院内という環境からしてよろしい事ではないはずですw




ところで、私事なのですが実は幼少の頃から病弱でw、件の新大病院には、これまで生きてきた数十年の中で通算すると1年近く入院したことがあります。

2008年に入院した時だったかな?試合のある土曜日に外出許可をもらって、試合を(ゴール裏でw)観戦しただけでなく、仲間達との祝勝会にも参加して(ノンアルコール・・・だったはず)消灯時間を過ぎてこっそり病院に戻った記憶もありますw
日韓ワールドカップ前年の、コンフェデレーションカップが新潟で開催された時には、病室から光り輝いくビッグスワンが浮かび上がっている様を遠くに眺めながら、病室でテレビ中継を見ていました。

もっとも病室でテレビが見れるようになったのは、ここ20年くらいのことで、はるか昔には病室はもちろんのこと、病棟の各階に1台くらいしか共同のテレビが置いていなくて、そしてそれはたいてい大人達によって、ニュースか相撲か野球放送に独占されていて、幼かった私などは子供向けアニメ番組見たさに、休日で誰もいない外来の待合室のテレビの前まで母にせがんで連れて行ってもらったのでした。

余談ですが、これが長岡生まれの私の新潟との縁で、新潟の街に来るときは何ヶ月かに1回の診察を終えて古町で食事をしたり、遊んだり、入院をしたら屋上から街や海を眺めたりしていたので、あの古臭かった病棟や外来さえも(いまは全て新しくなってしまいましたが)懐かしく、通院や入院さえも、おばあちゃんの家に戻ってきたような感じを抱いていましたし、新潟の街に来るときはいつでも、おばあちゃんの住んでいる街に遊びに来たような感傷を抱いているのです。



話が逸れてしまいましたが、そういった私の経緯もあり、先の院内PVの話を見聞きしたときは、なんて素敵なクラブとサポーターと、そして病院なんだろうと思ったものでした。
例え私のように、入院生活すら楽しんでいたような人間でも、気持ちが沈んだり、凹んだり、涙で枕を濡らす日もあったのでしたよ。そんな時、スポーツ観戦は気持ちが高揚するものです。自分も頑張らなくては!と感じるものです。

それと同時に、選手達は病に臥している人達や、外に出られない人達も画面を通じて観ている事を忘れないで欲しいのです。
こうした人達のために闘え、とか勝て、とまでは言いません。



しかし、かつてアルビの監督だった鈴木淳さんが言ってましたよね。
ピッチにはいろんな人達の思いが転がっているって。


ピッチの上では見せて欲しいんですよ。
勇気を与えるプレーを。

そして観たくても観られない人もいるのだから、四の五の言わずに私も早起きして応援するだけなのです。





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by joehenderzone | 2014-06-23 21:58 | 新潟あれこれ | Comments(0)