砂上の楼閣①(11月15日前半45分 2-1FC東京)
2008年 11月 17日
新幹線と汽車とバスを乗り継いで、5時間半。
スタジアムへのシャトルバスの中で、高徳の先発を知った。
ホームからはるか遠いサッカー専用スタジアムで、メインスタンドを背にして左側のゴール裏で、クラブを愛してやまない人々はキックオフまでの数十分を、目の前に散らばっている宝石のような砂を必死でかき集めていた。
さて、トリスタ。
ゴール裏は、3列の階段状のベンチシート。
その3列目の後ろに通路を備え、さらにそこから1段上がった所に手すりが屹立している。
その手すりに寄りかかっていると、背後にはやや広めの通路が開けているという構造。
ピッチからはものすごく近く、しかもヤマハスタジアムのようにネットはないためダイレクトにボールが飛び込む。
でも高さ、斜度がないため向こうのサイドは見辛いなぁ、と感じながら密集の中心部から少し離れたゴールマウス左側の手すりにもたれかかる我々。
ビルドアップの際に、永田から左サイドの高徳へボールが繋がる。
記念すべきファーストタッチ。
序盤は、なるべく彼にボールを触らせようという配慮が垣間見える。
時に、高徳は敵のプレスをかわして一人抜く。
またある時は、左サイドハーフの河原とパス交換をしてサイドを駆け上がる。
何度目かのボールタッチの後、もうそこにはプロ高徳がいた。
河原とのパス交換の後、サイドをドリブルで駆け上がり、クロスを上げる。
誰かがそれに触れて折り返し、それを誰かがゴールマウスへ流し込む。
(向こう側で何が起きているかわからな~い)
先制!
コールはまず、『ゴートク!ゴートク!』
続いて、『マルシオ!マルシオ!」のコールで、マルシオのゴールと判明。
高徳のナイスファイトは続く。
前線に運ばれたボールを相手FWと競る。
肩を入れて、ボールを触らせないようにして、相手ボールのままタッチラインを割らせる。
フィジカルでも全く負けることないゴートクの気迫あふれるプレイに、目の前の我々は拍手の嵐。
そんな中、アトムが右サイドから、競り勝って放り込んだクロスを千葉ちゃんがドンピシャのタイミングでグランダーでゴールマウスへ。
チームメイトの歓迎から必死で逃れる千葉ちゃん!
蹴っちらせムード。
だが、30分過ぎ。
ここを耐えようという、我慢のしどころで失点。
ペナルティエリア内での怒涛の攻撃に防戦一方で、一度クリアしたもののカボレが拾ってエリアの外目に戻したボールをエメルソンがズドン。
2人のブラジル人にしてやられたアルビ。
でも、この2人だけだよ。
下を向くな!
そんなムードの中で、秋とは名ばかりの、あたかも砂の上にいるような灼熱の前半戦を終えたのであった。
(つづく・・・たぶん)
スタジアムへのシャトルバスの中で、高徳の先発を知った。
ホームからはるか遠いサッカー専用スタジアムで、メインスタンドを背にして左側のゴール裏で、クラブを愛してやまない人々はキックオフまでの数十分を、目の前に散らばっている宝石のような砂を必死でかき集めていた。
さて、トリスタ。
ゴール裏は、3列の階段状のベンチシート。
その3列目の後ろに通路を備え、さらにそこから1段上がった所に手すりが屹立している。
その手すりに寄りかかっていると、背後にはやや広めの通路が開けているという構造。
ピッチからはものすごく近く、しかもヤマハスタジアムのようにネットはないためダイレクトにボールが飛び込む。
でも高さ、斜度がないため向こうのサイドは見辛いなぁ、と感じながら密集の中心部から少し離れたゴールマウス左側の手すりにもたれかかる我々。
ビルドアップの際に、永田から左サイドの高徳へボールが繋がる。
記念すべきファーストタッチ。
序盤は、なるべく彼にボールを触らせようという配慮が垣間見える。
時に、高徳は敵のプレスをかわして一人抜く。
またある時は、左サイドハーフの河原とパス交換をしてサイドを駆け上がる。
何度目かのボールタッチの後、もうそこにはプロ高徳がいた。
河原とのパス交換の後、サイドをドリブルで駆け上がり、クロスを上げる。
誰かがそれに触れて折り返し、それを誰かがゴールマウスへ流し込む。
(向こう側で何が起きているかわからな~い)
先制!
コールはまず、『ゴートク!ゴートク!』
続いて、『マルシオ!マルシオ!」のコールで、マルシオのゴールと判明。
高徳のナイスファイトは続く。
前線に運ばれたボールを相手FWと競る。
肩を入れて、ボールを触らせないようにして、相手ボールのままタッチラインを割らせる。
フィジカルでも全く負けることないゴートクの気迫あふれるプレイに、目の前の我々は拍手の嵐。
そんな中、アトムが右サイドから、競り勝って放り込んだクロスを千葉ちゃんがドンピシャのタイミングでグランダーでゴールマウスへ。
チームメイトの歓迎から必死で逃れる千葉ちゃん!
蹴っちらせムード。
だが、30分過ぎ。
ここを耐えようという、我慢のしどころで失点。
ペナルティエリア内での怒涛の攻撃に防戦一方で、一度クリアしたもののカボレが拾ってエリアの外目に戻したボールをエメルソンがズドン。
2人のブラジル人にしてやられたアルビ。
でも、この2人だけだよ。
下を向くな!
そんなムードの中で、秋とは名ばかりの、あたかも砂の上にいるような灼熱の前半戦を終えたのであった。
(つづく・・・たぶん)
by joehenderzone
| 2008-11-17 23:40
| アルビレックス新潟