新潟のおばあちゃん
2008年 06月 17日
夏休みにはかなり早いけど、泊まりに来たよ。
新潟のおばあちゃんちに。
古くて、陰気臭くて、
ご飯は美味しくないって、みんなは文句を言うけれど。
朝晩に挨拶を交わし、みんなで顔を洗ったり、歯を磨いたり。
そんなおばあちゃんちが大好きだ。
いつの間にか高層マンションに建て替えられていた、
久しぶりに訪れたおばあちゃんのうち。
肌にまとわりつく、ジメッとした感じもなく、
アンモニア臭が、ツーンと鼻を突くわけでもなく、
不吉な足音が、リノリウムの床をコツコツと叩くこともなくなった分だけ、
何かを失ったおうち。
でも、優しさだとか、厳しさだとか、
生きることだとか、死ぬことだとか、
新潟のことだとか、家族のことだとか、
大切な何かを、
やっぱり伝えてくれるおばあちゃん。
ああ。
あそこにもおばあちゃんちが。
窓の向こうに視線を投げると、
否が応でも目に飛び込んでくる。
白鳥が羽を広げた雄大な姿が。
新潟のおばあちゃんちに。
古くて、陰気臭くて、
ご飯は美味しくないって、みんなは文句を言うけれど。
朝晩に挨拶を交わし、みんなで顔を洗ったり、歯を磨いたり。
そんなおばあちゃんちが大好きだ。
いつの間にか高層マンションに建て替えられていた、
久しぶりに訪れたおばあちゃんのうち。
肌にまとわりつく、ジメッとした感じもなく、
アンモニア臭が、ツーンと鼻を突くわけでもなく、
不吉な足音が、リノリウムの床をコツコツと叩くこともなくなった分だけ、
何かを失ったおうち。
でも、優しさだとか、厳しさだとか、
生きることだとか、死ぬことだとか、
新潟のことだとか、家族のことだとか、
大切な何かを、
やっぱり伝えてくれるおばあちゃん。
ああ。
あそこにもおばあちゃんちが。
窓の向こうに視線を投げると、
否が応でも目に飛び込んでくる。
白鳥が羽を広げた雄大な姿が。
by joehenderzone
| 2008-06-17 15:47
| 新潟あれこれ