アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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Fly Me to the Moon(9月22日●1-3鹿島)

 鹿島戦の帰り、ツアーバスの車窓から外に目を落とすと、この日も月影が射していた。
思えば、前回の柏戦の帰り道、渋滞の始まった関越道でも三ヶ月が輝いていた。
妙に醒めていたのは、負けたばかりじゃない。
酔いが醒めたわけでもない。



 もつ煮スタジアム(略称 もつスタ)で行われた鹿島戦。真昼間の車中からビールを煽った上に、到着してから 外もつ中もつプラス酒で、すっかり良い気分。
「尾張名古屋は城で持つ」なんて言葉がありますが、「常陸鹿島はもつで持つ」っておやじギャグかましながらもつ煮をたらふく食べて撃沈。試合開始30分前にようやく目を覚ました次第であります。

 そんなどっぷりアルコールに浸っていた体を揺り起こしたのが、開始早々の貴章のゴール。ハーフラインよりこっち側(のように見えた)でボールを受けた貴章がただ一人で、突破していく。
「行けー!キショー!」
「お前の武器はヘディングじゃない!ドリブルだー!」
「そのままー!(競馬か!?)」
で、なんとゴール前までボールをひとりで運び、アゴとの勝負に。
「行けー!」
「勝負ー!」
「打てー!」
え!?
ほんと 入っちゃったの?
「すげー!」
「やたー!」
と、ここまでが、貴章による起章。

 この日の審判は奥谷。気持ち良いくらいに流す、また流す。
そのレフェリングに鹿島の選手も(簡単には騙せないと気付いてか・・・)安易に倒れたり、ファールをもらおうとしたり、もちろんラフプレーも皆無(注:ここまでは)。
とにかくボールがタッチラインを割ることも少なく、あっという間に試合が進む。
そんな中での、鹿島のゴールは、天晴れ!
左右の大きなチェンジから、躊躇することのないクロス。マークが付いているにもかかわらず、巧みにかわしてズドン。
これって、アルビがやりたい、目指してるサカーじゃね?とひとしきり感心。
スコアでは負けているものの、曲がりなりにも渡り合っているので、あまり悔しさもなく前半終了。
と、ここまでが承。

 さて、後半。
アルビが1点とって同点とすれば、ホームで勝ちたい鹿島は焦ってイライラするはず。そうすればしめたもの。
これは、次の1点がどちらに転がるか重要と見たね(そんなの、誰でも知ってるっつーの!)
チャンスはまずアルビ。(酒が抜け気味で)よく覚えてないけど、うまくパスが繋がって右サイドから坂本(あれ?光か?)からゴール前、キーパーとうちの子の間に絶妙のクロス!
深井の足の丈が若干足りず、アゴがキャッチ。
あ~(感嘆)の溜め息の次の瞬間、鹿島のカウンターに。
アルビのゴール前に運ばれたボールは、鹿島のだれぞやがパスを出すや否やコケて、何だかファールな雰囲気。
アルビの選手、一瞬動きとめて、審判を見る。
でも、今日の奥谷はこういう場合流してるじゃん!
って声を出す暇もなく、動きを止めたアルビDFの裏に鹿島のだれぞや2号(ゴールを決めた奴だ)がボールをキープし、シュート。
万事休す。
一転、試合は荒れ模様に。
こっから、流す、流さないの基準が曖昧となり、主審は試合をコントロールできなくなった。

 確かに表面上はアゴがボールに関係ないところで、貴章に「かかと落とし」をお見舞いしたことで一発レッドの退場、そしてそれを起因とする鹿島がイラつくような笛も多かったのですが、パスの出し手と受け手が感じないミスに苛立ったマルシオや、首根っこを掴んでイエローをもらったシルビも、せっかく審判を見方にできる流れをみすみす失ってしまったことは自滅のひと言に尽きる。
そして何よりも悔しいのが、鹿島サポが審判に大ブーイングした挙句、試合終了後「審判!審判!謝罪しろ!」のようなコール(未確認情報)をしたこと。そしてそんな鹿島が敗者ではなく、勝者であったことだ。
ここ数ヶ月、アルビのゴール裏は、審判へのブーイングを避けようと努力をしていたのは分かっていたし、自分自身もそのブーイングをコールで搔き消そうと、まぁ、1万分の1くらいの声は出していたわけだ。
でも結果、審判に大ブーイングをするようなクラブが試合に勝利し、リーグの上位に鎮座しているわけだから、むちゃくちゃ悔しい。
それが、この試合の結。



 意に反して、真面目に試合をリポートしてしまいましたが…
冒頭の月の話題に話を戻すと、日によって月の大きさが大きく見えたり、小さく見えたりすることはありませんか?(唐突に)
あれは、目の錯覚だって知ってました?
月が大きく見えるのは、地平線に近い時。周りに建物が混じるとき。
そんで、小さく見えるのは天頂に近い時。つまり、他の対象物が視野に入り込まない時だそうです。

 ほんの1ヶ月前、アルビ強くねぇ!?って叫んでたのは錯覚だったのかな?
バスの中で月を眺めてそう思っていたわけだ。
やっぱこんなもんだったのかな?って(笑)

Fly Me to the Moon
それでも、やっぱり高いところに連れて行ってほしいよ。
Fly You to the Moon
オレらの応援は間違ってるか?
高いところに連れて行こうよ!
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Commented by テツ監督 at 2007-09-25 05:50 x
見事な起承転結!
特に貴章が素晴らしいです。
何度観てもそこは錯覚ではありませんね。
でもやっぱり人間舞い上がってしまうと錯覚してしまうのでしょうか?
私も大いに勘違いをしておりました。
改めて浦和戦に参戦いたします。
(もしかしてkamosakuのお願いに応えていただいたのでしょうか?)
宜しくお願いいたします。
Commented by joehenderzone at 2007-09-25 23:52
>テツ監督さん

 貴章のゴールは素晴らしかったです。
欲を言えば、無人のスペースに自ら蹴りだして、それに追いついてゴールまで繋げれば、新潟のアンリが完成しました。

 錯覚は脳の勘違いかなんかだそうで・・・
まぁ、我々そろってアル中ということで。。。

 浦和戦のプレミアチケを手にして埼スタでお待ちしております。
by joehenderzone | 2007-09-24 23:51 | アルビレックス新潟 | Comments(2)