仏間からアイシテルニイガタ(8月14日 第31節 ○2-0栃木【DAZN観戦】)
2022年 08月 19日
お盆真っただ中ということで、お酒を酌りながら親戚宅にて観戦。
一緒に観戦した親戚はまぁとにかく、後ろでボールを回しているのが気に入らなくて、前へ前への古典的な観戦者。
最終ラインでボールを回して、奪取されそうになると「それ見たことか!」
最終ラインからの、勝負の縦パスがカットされるや否や「やれ見たことか!」と、うるさいうるさい。
それでも、本質は新潟県人。
新潟を愛しているし、アルビを愛しているのは理解しているので、大丈夫、大丈夫となだめておりました。
一見相手が優勢で、ゲームを支配されているように見えるこういうゲームだからこそ、劣勢に見える側がワンチャンスで試合を決めることはよくあること。
(逆も然りですが)
だからこそ、前半の終盤に決めた鈴木孝司のゴール。
そして後半の最終版に決めた藤原奏也のゴールは本当に爽快でした。
だから大丈夫っていったでしょ。
確かに栃木は前からのプレスが激しく、高い位置からのプレスで新潟が出すパスを狙って、回収もできていました。
アルビの選手のパスが短く届かずにいたので、ボールが走っていないようにも見えたので、あれ?ピッチに水を撒いていない?と思ったほどでした。
また奪ってから速い栃木のボールホルダーに対して、寄せが甘いようなシーンも見られ、やばい!ヤバくね?なことも。
序盤こそパスが繋がらず、裏を狙うロングボールも多用していましたが、それでも奪ってからの切り替えで狙っているなと思える場面も多かったですよね。
そんなトライアル&エラーが結実したのが結実したのが2ゴール。
デンから縦に1本のパス。
(ここで決まったと思いましたよね!)
受けた涼太郎が素早く反転して鈴木孝司へ。
左に小見ちゃん、右には涼太郎も走り込んできていて選択肢は多い。
そして相手DFに囲まれながらも鋭く振り抜いたシュートは見事にゴール!!!
(でも鈴木孝司がなかなか打たず、さりとてパスも出さずにいた瞬間は、あちゃーと思いましたが)
2点目はヤン君から右サイドの詠太郎。
長崎戦の2点目と同様の展開。
真ん中にヤムケン。
ファーに小見ちゃんが走っていて、並走する相手選手は一人多い4人だったけど、その後ろから走り込んで来たのはアルビの2選手。
涼太郎と藤原奏也。
涼太郎から優しく送ったマイナスのパスを藤原奏哉がダイレクトで蹴り込んでゴール!!!
自分たちのスタイルを捨てたわけではなく、相手にボールを握られていても、チャンスを逃さずに取り切った素晴らしい2ゴールだったと思います。
先発はGK小島。
DFは右から藤原奏也、トーマスデン、田上、ゴメス。
ボランチは秋山と島田。
ワントップが鈴木孝司で、2列目が右からカズ、涼太郎、小見ちゃん。
交替は後半の序盤で鈴木孝司が負傷のため、ヤムケンがピッチに。
飲水タイム前に、秋山からヤン。
残り10分を切って、ボランチもう一枚を島田から星雄次へ。
同時に、カズから詠太郎に交替でそのまま右サイドへ。
殊勲の鈴木孝司が負傷交替。
そして明日行われる熊本戦も欠場の見込みというのを耳にして残念な思いと、早期の回復が待たれますが、ゴール直後にスタジアムに響いた「すず~き こ~じ」のコールには仏間で酒に浸っていた私の耳にも届き、涙がこぼれそうになりましたよ。