人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

俺達の10番はシュートを撃って、ゴールを決めて、そして脚を攣って退いた(第1節 ◯4-1北九州 【DAZN観戦】

至恩のシュート凄かったですよね。
逆サイドからのクロスに対して、思ってたボールと違っていたのかもしれないし、トラップも思うようにいかなかった感じだったけど、それでもフェイントを入れて、シュートコースに入って来た相手ふたりの隙間を狙って、ゴール左隅に決めました。
キュッ。キュキュッ。みたいな。
(誰とは言わないけれど、誰かさんとは技量の違いを見せつけた感じでしたね)

エリア内で寝そべったままガッツポーズを取っていた至恩に対して、覆い重なるように祝福に来たチームメイトでしたが、やがて脚を伸ばすストレッチへ。
俺達のエースは(たぶん大事を取って)退きましたが、試合を決定づけるゴールでした。


このゴールが決まるまでオウンゴールも含めて3-1の2点差ではありましたが、決して圧倒していたわけではなく、僅差のゲームだったと思います。

特に前半はやはり開幕戦の雰囲気もあってか、硬さが目立つシーンもありましたし、奪ってから急がなくても良いのに、攻め急いでしまって逆にボールを奪い返される場面も散見されました。
確かに攻撃では右サイド偏重なところもありましたが、反対に自陣右サイドでのミスも多く、危うく失点という場面も何度かありました。

前半の最後のワンプレーで史哉がイエローカードをもらってFKを与えてしまいましたが、ゴール正面ボックスの手前という至近距離から決められてしまっていたら、この試合もこの結果で終わっていたかどうかでしたよね。

また失点シーンは、ゲーム序盤の大ピンチのプレー、その時はこの日初先発の航斗が1対1を止めるビッグセーブをみせて何とか凌ぎましたが、これと全く同じ場面をつくられてしまいました。
その時はハーフライン付近からのロングボールに対して、裏に抜け出されましたが、富山に決められたそれもふわっとした長いボールを上げられて、裏に抜け出されていました。
聞くところによると、北九州の小林監督は今シーズンは裏へのボールを意識づけているらしく、そのためにも富山選手を獲得したそうなので、まんまとやられてしまった失点だったわけです。


そんな開幕ゲーム。
先発はGK阿部航斗
DFは右から藤原、史哉、千葉ちゃん、ゴメス
ボランチがヤンと島田
FWが鈴木孝司のワントップ
2列目は右からロメロ、高木、至恩

交替はスコアが3-1となってから、ゴメスが脚を攣って田上と交替。
2回目の交替は冒頭の通り、至恩がゴール後に脚を攣って星と交替し同じポジションへ。同時に右もロメロから谷口へ。
最終盤に鈴木から三戸くんに交替し、右サイドへ。谷口がワントップへ(かな?諸事情により目を離しました)


去年の北九州戦と比較すると、前線からの圧は相手よりもアルビの方が強かったでしょうかね。北九州が昨年に比べて裏を狙うという意図があったからかもしれません。
アルビの最初の決定機は、左サイドでボールを受けた高木(ゴメスかな?)からのクロスにロメロが頭から飛び込んだけれども、惜しくもGKに触られてしまった場面。個人的にも開幕ゴールはロメロだと思っていたので(いろんな意味で)惜しかったぁぁ。

そしてシーズン初ゴールは攻め込んで得たCKから。
島田が蹴ったボールに千葉ちゃんが飛び込み、下に叩きつけるヘディングで、相手GK脇を抜けてゴール!
持ってる千葉ちゃん。待ってた千葉ちゃんでした!

2点目は後半15分。右サイド深い所まで侵入した高木から優しいタッチのクロスがゴール前に。鈴木孝司が飛び込んで、頭というか肩というか泥臭い渾身のゴールを叩き込みました。
3点目はその直後。今度は藤原奏哉が同じように右サイドの深い位置まで運び、タッチライン際からグランダーのクロスを入れると、ゴール前GKの手前に立ちはだかっていた相手DFに当たり、オウンゴール。

昨年まで北九州に所属していた藤原からのオウンゴール。ギラヴァンツサポの皆様お気持ちお察しいたします。
余談ですが、試合終了後にサポーターに挨拶をして回っていましたね。ビッグスワンでは元新潟の相手選手が恩返しゴールを決めて、試合後にゴール裏まで来るシーンを見てきましたが、胸中複雑ですよね。
今回に限っては、送り出してくれてありがとう。来てくれてありがとうです。

このように3-1と点差を拡げたものの、その後に高木が抜け出してシュートを撃つもGKに弾かれたり、ボックス内に人数を掛けて最後はヤンがシュートを放つもポストに当たったり、ゴメスが負傷して交替したり(島田さっそくキャプテンマーク)、相手は4枚替えをしてきたり(富山の負傷交替も新潟にとっては大きかったですね)で、至恩のゴールが決まるまでは、まだわからないぞ、というのが私の感情だったのです。

後半には、裏を取るシーンも増えてきましたし、そこに至るまでのパスも繋がってきました。
ただし、それは最後は相手が前掛りになったこともあるのでしょう。
あとは引いて守られた時の課題としてあげられていたクロスの精度、なんでも監督はクロスがファーに流れるのを嫌うそうなので、それを高めて欲しいですよね。


とはいえ開幕戦は勝利が大事。
私は浮かれて1週間を過ごしたいと思います。
けれどもチームはそれに浮かれることなく(そりゃそうだw)、次節の長崎戦は早くも訪れた首位決戦のような気持ちで挑んで欲しいものです。

脚が攣ってしまった選手多数だった開幕戦。
全力プレーだったのでしょうね。
しっかりリカバリーして、ホーム開幕戦も是非とも勝利を手繰り寄せてもらいたいです。


追記:遅ればせながら動いている三戸くん初めて見ました(と言っても諸事情によりワンプレーだけですが)。
右サイドの高い位置から、対峙する相手選手の股を抜いてカットインした場面。巧いですね。楽しみです。




by joehenderzone | 2021-02-28 09:17 | アルビレックス新潟