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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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引分け上等、上等な引分け(10月13日 第36節 △0-0甲府【スタジアム観戦】)

新潟も甲府も決定的なチャンスがあって、新潟側の視点から見ればあのシュートが決まっていれば、あのトラップが大きくならなければ勝てていたのに、という場面が2、3回はありました。
その一方で、裏にスルッとパスを通されたり、サイドを替えられてフリーの選手にボールが通ったりで、大谷の活躍や相手のミスが無ければ負けていたかもしれない、というシーンが何度かありました。
その結果としての、スコアレスドローなので引分けに値するゲームだったと、試合終了のホイッスルが鳴った時に思ったのでした。


しかしながら、試合展開は攻守の切り替えが早く、激しく、非常に観戦していて楽しい、応援のし甲斐があった一戦でもありました。
前半にふと気づいたら、もう30分を回っていましたし、後半は押し込まれる時間帯が多くなったので冷や冷やし通しでしたが、それでも気がついたら25分を過ぎていて、久しぶりに、というか今シーズン初めて時計が進むのを早く感じました。
好ゲームだったと思います。



欲を言えば、達也が退いてから貴章が入るまでの時間帯。
この時間に、押し込まれることが多くなるのが気になります。
達也、貴章が不在だと前からのチェイスが効かずに、重心が下がってしまう傾向にあるのではないでしょうか。
できれば、このベテラン二人のどちらかが必ずピッチ上にいる状態でゲームを進めてほしいです。
まぁ素人考えですし、相手あってのことですから、そういうわけにはいかないのでしょうが。



最後に、前半にゴールが決まったと思ったのに、甲府GKの後ろに回り込んだDFに寸でのところでクリアされてしまった新太のシュートシーン。
そこに至るまでの流れるような展開。
痺れました。
ボールを奪ってからのショートカウンター。
達也と尚紀のパス交換からグランダーのクロスを、手前にいた河田が跨いでスルーをして、新太の足元に。
とても美しかったです。
こんなサッカーができるようになるとは、ほんの2月前までは想像だにしませんでした。



確かにこの引き分けで、今季の最大の目標であったJ1への復帰は絶たれましたが、この全力を尽くしての引分けに、私は拍手を、惜しみない拍手を送りました。


by joehenderzone | 2018-10-18 19:00