組織で守ったけれども、個にやられてしまったよ、と思ってましたが(3月14日 ルヴァンカップ第2節 ●0-1FC東京 【ごろえん観戦】)
2018年 03月 15日
守備に忙殺されていた前半。
FC東京のプレスは早く、慌てて出したパスミスを奪われるか、大きく蹴りだしたボールを拾われるかで防戦一方。
おそらく、スタジアムで観戦していたら、イライラが募り観てるのが辛かったのかな?という内容だったと思います。
しかし画面からは、相手のボールホルダーに対してしっかりとファーストディフェンダーがボール奪いに行って、その間にゴール前を守備で固めて中で弾き出す。
というような意識の統一ができていて、組織として守備をしているように見えました。
もちろん危ない場面も一度や二度ではなく何回もあったのですが、そこは相手の精度のなさにも助けられ、加えて攻めても攻めても得点に結びつかないので、FC東京の選手達には次第に焦りが広がっていったのが画面からも伝わって来ていました。
だから、後半も15分くらいまで持ちこたえれば勝機はあるのではないか?とさえ思ったものでした。
実際、伊藤優汰のクロスから新太のヘディングがどんぴしゃで決まった場面や、ターレスのシュートに相手GKが弾いたシーンなどあとひと息なところまで来ていました。
今シーズンまだ勝利のなかったFC東京だけに、勝利を急いで慌てさせているところまで来ていたんですがねぇ。
そこは久保君にやられてしまった。
嗚呼、個人技にやられたよ。
と思ったのですが、再生を良く見るとボールを持ってる久保君の前に、FC東京の選手が斜めにゴール前に走り込んで、アルビのDFがそれに釣られて追いかけていました。そしてそこにスペースが。
それはそのまま久保君のシュートコースとなっていました。
2人目、3人目の動き。
FC東京にあって、新潟には無かったもの。
ここがアルビの攻撃面がまだまだなところなんでしょう。
この日もいいトレーニングになりました。
次の試合はもうすぐそこ。
切り替えて臨みましょう!
ホント大変だよ。