アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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下を向いても見つからない(4月22日 第8節 ●0-3FC東京) 

まずはレディース第4節より観戦。
第1節のホーム開幕戦以来、今季2戦目の観戦です。
開幕直前に川村優理の移籍が決まり、メンバーやポジションの変更を余儀なくされ、加えてキャプテンの代表招集(カップ戦の時ではあったが)と小原由梨愛の負傷により4バックから3バックへ変更して、目下試行錯誤中のレディース。
もっと万全の状態での対戦が見たかったところですが、こちらも先週のトップチーム同様に公式戦初勝利に向けて気合い十分でした。

皇后杯で苦汁を舐めさせられた因縁のINAC、代表選手が多数在籍するINAC相手に、互角かそれ以上のプレスで積極的に攻め立てます。
やや押し気味でゲームを進めるものの、クリアミスを拾われて、そのまま右サイドをえぐられて、マイナス気味のクロスに対して飛び込んで来た相手を捕まえられずに、ワンチャンスを決められてしまって悔しい失点。

ところがブレることなくキックオフから続けてきた前からのプレスとボールホルダーへの速い寄せで、怖気づくことなく果敢に攻めます。
すると何度かゴール前、エリア内に侵入してゴールに迫ったものの弾き返されていたのですが、その弾き返されたボールをエリア外の左側で拾った坂口萌乃が、目の前の相手を切り返して交わして、左足一閃。
左側からゴール右隅へうぃーんとスーパーなミドルシュートが炸裂!
ゴラッソ!!!
前半のうちに同点に追い付きました。

後半は開始後のセットプレー。
といっても、ハーフラインをわずかに超えたところからの、ゴールマウスまではまだまだ距離のあるところからのFKだったのですが、そこから味方の頭を狙ったボールは一度は相手に触られたものの奪い返して、エリア内で細かく繋いで、最後は高橋美夕紀が足を延ばしてゴールマウスへ。
非常に泥臭い逆転ゴールでした。

その後はオフサイドだと思っていたらオフサイドではなく、思いがけずGKと1対1になってびっくりした(ように見えた)大石沙弥香が決められなかったり、反対に危ない場面を寸でのところで身を呈してシュートをブロックして失点を防いだりと、一進一退の攻防が繰り広げられましたが、最後はコーナーキープをし続けるという「鹿島る」ゲーム運びで点差以上の快勝!
そして、非常に手に汗握る、なおかつ思わず声が出てしまうような好ゲームでありました。

正直、悲惨な出来だった開幕戦から1カ月で、よくぞ立て直したなと言う感じでした。
寄せてくるスピードや、技術と言った男女の違いはあるものの、ファーストタッチが柔らかく、マイボールを慌てずにキープできているという印象でした。
選手同士の意思疎通、統率が良く取れていて、良いチームになっているじゃないかと感心しました。


さて、そしてトップチーム。
戦前は、決してベストとは思えなかったレディースが、強豪のINACを打ち破ったのですから、きっとトップもタレント揃いのFC東京に一矢報いてくれるのではと思ったのですが・・・。

それでも、失点のシーンまでは、個人的には2失点目までは本当によくプレーできていたと思います。
前節の甲府戦とは、そんなに遜色がなかったと思います。
ただ、やっぱり相手がね。
そしてワンチャンスをものにするプレースキッカーがいるとね。
ということを痛感しました。

実はこの展開を予感していて、週末に会社の人に予想を聞かれた時に、こう言っていたのでした。
「甲府戦のように、前から守備をして、最初から飛ばして行けば可能性はありますよ。
でもアルビの方が優勢で進めていても、FKで森重とか太田宏介とかに一発でやられちゃったりするんですよねぇ」
こらー!
俺ぇー!

女子に続き男子も相手に先制を許したのですが、ブレなかった、気持の折れなかった女子に対して、男子はやり切れなかったという印象です。
とにかく先制点。
そう思っていたけれど、シュートは決まらず、またしても先行を許す展開。
レディースの試合を観戦した直後だけに、消極的で、メンタリティの弱さが余計目についてしまった試合でした。

とにかく次の1点が入るまでは、どうなるかわからない試合展開だったはずです。
それを自ら手放してしまった感じがしてやり切れません。
3失点目をしてからは、パワープレーに出ましたが、むしろ練習くらいな気持ちで、つないで崩すサッカー。
もしくは、貴章やジュフン狙いのただの縦ポンサッカーではなく、むしろその高さを生かすためにコーナーキックや、フリーキックを得ることを意図するような攻撃を(練習)しても良かったのではないかと、思ったりもしていました。

あと、擁護するわけではないですが、あの時間に大野カズを入れる狙いは、3バックにして貴章を上げてのパワープレー狙いなはずです。
後ろの3枚は、甲府戦の最後のようなカンペー、カズ、ジュフンではなく、カンペー、カズ、原輝樹だったのではないでしょうか?
そして、DFラインに入っていた貴章、ジュフンのふたりを前線に上げていたはずです(個人的には上記の通り、ただの縦ポンになるのは嫌ですが)。

最後にパワープレーで(ボールのベクトルを)上に向けたトップチームでしたが、気持は上を向けていなかったようでした。
失点の後でも下を向かずに、上を向いて闘ったレディースと、下を向いてしまったトップチームの明暗は、日向と日陰のようにくっきりと分かれてしまった。
春の日差しは、新潟にはまだまだ冷たかった。
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by joehenderzone | 2017-04-24 21:58 | アルビレックス新潟 | Comments(0)