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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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文丈

2015年シーズン終了前、当時の柳下監督が辞めることが決まっていて、次の監督が噂されている頃に、福岡の三浦コーチの去就を気に掛けている人がいました。
「きっと新潟に来るよ、新潟に来るよ」

2016年シーズン終了後、片淵監督の続投か、はたまた新監督が就任するのかを巡って騒ついている時に、やっぱりその方は期待していました。
「絶対フミタケだって。フミタケ」
「あの2013年のメンバーの中で、達也が残ったんだし、フミタケだって」

そんな会話を交わした2日後の朝に、私はその方にメールを送りました。
12月8日のことです。

『三浦文丈の名前が出た翌日に、監督候補としてニュースになったのでびっくりしました!
さらに、まだ長野の監督辞めてないから微妙…みたいな話をしていましたが、今朝 長野パルセイロのオフィシャルに監督の契約満了のお知らせが載っていましたので、新潟の監督就任があるかもしれないです‼︎』

果たしてその日に、文丈さんは新潟の監督に就任しました。
そしてその人、そのお方。
居酒屋ごろえんのマスターの願いも成就したのでした。
すごい!


さて、そんな文丈監督。
先週末のNHK新潟のニュースでインタビューに答えていました(念のためですが、徳島戦の前です)。

それによると、キャンプで先ず取り組んだのが、組織的な守備の構築だったといいます。
ポジショニングを細かく指示し、多くの時間を割いたようです。
まずは守備から。
バランスの良い守備から、良い攻撃に繋がるはず、と力を込めていました。

次なるキーワードはスピーディーな攻撃。
縦に早いサッカーを取り戻す。
すなわち人数、手数を掛けずにゴールに向かう、とのこと。
昨年、または一昨年と異なる攻撃となることは明らかですね。

そこで思い出すのが、2013年のハイプレス、ショートカウンター。言わずもがな文丈さんかコーチ時代のことです。
新監督曰く、あの年のイメージが核となり、そこに肉付けをしていくような感じ、とのこと。
近年では、アルビサポの誰もが口にする、胸踊るサッカーへの回帰でしょうか。

しかしながら、その2013年から進化しようとして成功に至らなかったわけですから、私の個人的には、回帰すれば全てが上手く収まるわけではないと思っています。

徳島戦の大敗を受けて曰く。
ハイプレスを掛けに人数を割いてしまい、空いたスペースを上手く使われてしまった。
嵌らなかった時は、一度割り切って陣形を整えることも必要だ、と述べていました。

監督もそう甘くはないことを心得ていたのでしょう。
今シーズンの目標を訊かれ、色紙に一筆求められた際には『ひとつでも上へ』としたためていました。
所詮は2年連続で15位のチーム。
驕ることなく、一歩一歩這い上がって行きましょう。


ところで文丈さん。
私の本名と類似しているのは、知る人ぞ知る事実w

ぱっと見が似ているのみならず、画数も同じ。
その文字を見かけると、ハッとしたものでした。
最近は慣れたけど。

だから、ちょっとくらい結果が出なくても、文丈最悪とか、文丈いらねとか、文丈きもいとか、書き込まないでね。
マジお願い。

文丈最高!
文丈ナイス!
文丈△
こんな文字が並ぶことを期待せずにはいられません。


インタビューの最後は、サポーターに向けてのメッセージで締め括ってました。
「アルビレックスのクラブ一員として一緒に闘って欲しい」

さあ開幕。
文丈監督の元、我々も立ち向かいましょう!
2017年の新しい闘いに!




追記:新潟日報コラムでえのきどさんが記述していましたが、文丈監督は慶がマリノスユースの時の監督だったそうですね。
今シーズンのアルビが、慶を中心選手として位置付けているのならば納得の人選であり、慶を繋ぎとめておくためにもどうしても譲れない人選だったのかもしれませんね。
by joehenderzone | 2017-02-24 07:43 | アルビレックス新潟