満ち潮引き潮
2016年 03月 07日
試合が終わってほろ酔いで、家路へ歩むその道中、ごろえんマスターと交えた話を思い出していました。
それはブリーラム戦が終わって、川崎とのトレーニングマッチを控えていた時分、開幕まで2週間を切った頃に店にうかがった時の私とマスターの期待でした。
もしかして開幕3連勝行けるんじゃないか?
神戸も、マリノスも選手の入れ替えが激しかったり、万全じゃないみたい。
開幕の湘南戦に勝てればひょっとするかもよ。
そんなこんなで迎えた第2節。今回はそのごろえんで観戦したのですが。
終わってみれば、開幕戦こそ幸先良く勝ったものの、内容には不安があって、それでも何とか勝利をもぎ取った途端に、これは行けるのではないかと思ってしまっていたその鼻を、あっさりと挫く大量失点での敗戦となってしまいました。
冷静に振り返ると、ブリーラム戦でそれなりの試合をし、開幕直前の練習試合で大敗をして、期待と不安の入り混じった状態で迎えた出発前夜に戻っただけではないか?と思うことで気持ちを落ち着けています。
ふりだしに戻った(得失点差は-1だけどw)と思って、やっぱり長い目で見なくてはいけないなという思いを新たにし、ホーム開幕戦に備えることにします。
ふりだしに戻ると言えば、安い失点の0-2からよく追いついたと思います。
せめて0-1のまま後半に入ってくれればと思った矢先の、2失点目。
点の失い方が失い方だけに、正直、良くてドローかなという気持ちが過りました。
しかし前半最後のワンプレーで得点できたことで生き返りましたね。
しかも後半早い時間に追いついて、さらに逆転できるとは思いもしませんでした(再逆転されるとは、さらに思いもしませんでしたがw)
結果論にはなりますが、追いつく時間も早くて、逆転する時間も早過ぎたのかもしれません。
しかしながら、あの攻勢に出た時間と、流れからの得点、さらに言えば2試合連続の複数得点。
素晴らしいじゃないですか!!
逆転した後も、猛攻を仕掛け突き放すチャンスもありましたよね。
選手も監督もコメントしているように、この逆転してからがポイントだったのでしょう。
攻めるのか?それとも守るのか?
例えてみれば、今季就航した吉田丸。
満ち潮の時には、その勢いを借り漁場へ漁場へと漕ぎ出して行きます。
その上、舳先には腕っ節の良い漁師が揃っていて、錨を降ろして沖に停泊しては、迅速にそして的確に獲物を捕らえています。
ところがこの度の吉田丸、潮が引いていることとはつゆ知らず、気付いた時には戻るべき陸地からはるか離れた沖合で座礁してしまい、腕っ節の良い漁師達は干上がった海をとぼとぼと歩いて戻って帰って来る始末。
満ち潮を読み、行く時には行く。
潮時を知り、引く時には引く。
たとえ引いて守ることを選択しようとも、ラファエルや山崎亮平、あるいは伊藤優汰、さらには田中達也のカウンターを散らつかせるだけでも、相手にとっては脅威てわあり、効果は抜群なのではないでしょうか。
さてそれでは、誰がその指揮を執るのでしょうか?
キャプテン以外に誰がいるのでしょうか?
個人的にはキャプテンであり、アンカーである裕紀が文字通り錨の上げ下げをする役割を果たしてほしいと思っています。
残念ながらそのキャプテン。
今回は自らのミスで動揺してしまい、コントロールを失ってしまったと言わざるを得ません。
それでもキャプテンなのだから、船頭となって逆巻く荒波に立ち向かい、吉田丸に大漁を導き、母港に喜びを持ち帰ってくることが使命だと思っています。
浮き沈みの激しいシーズンになりそうだなあ。
でも、長い目で見なくてはならないな。
忍耐。忍耐。
がんばれキャプテン。
そんなことを考えながら、私は私で舟を漕ぎながら、今日もまた試合について、感想になっていない感想をなんとか書き留めているのです。
それはブリーラム戦が終わって、川崎とのトレーニングマッチを控えていた時分、開幕まで2週間を切った頃に店にうかがった時の私とマスターの期待でした。
もしかして開幕3連勝行けるんじゃないか?
神戸も、マリノスも選手の入れ替えが激しかったり、万全じゃないみたい。
開幕の湘南戦に勝てればひょっとするかもよ。
そんなこんなで迎えた第2節。今回はそのごろえんで観戦したのですが。
終わってみれば、開幕戦こそ幸先良く勝ったものの、内容には不安があって、それでも何とか勝利をもぎ取った途端に、これは行けるのではないかと思ってしまっていたその鼻を、あっさりと挫く大量失点での敗戦となってしまいました。
冷静に振り返ると、ブリーラム戦でそれなりの試合をし、開幕直前の練習試合で大敗をして、期待と不安の入り混じった状態で迎えた出発前夜に戻っただけではないか?と思うことで気持ちを落ち着けています。
ふりだしに戻った(得失点差は-1だけどw)と思って、やっぱり長い目で見なくてはいけないなという思いを新たにし、ホーム開幕戦に備えることにします。
ふりだしに戻ると言えば、安い失点の0-2からよく追いついたと思います。
せめて0-1のまま後半に入ってくれればと思った矢先の、2失点目。
点の失い方が失い方だけに、正直、良くてドローかなという気持ちが過りました。
しかし前半最後のワンプレーで得点できたことで生き返りましたね。
しかも後半早い時間に追いついて、さらに逆転できるとは思いもしませんでした(再逆転されるとは、さらに思いもしませんでしたがw)
結果論にはなりますが、追いつく時間も早くて、逆転する時間も早過ぎたのかもしれません。
しかしながら、あの攻勢に出た時間と、流れからの得点、さらに言えば2試合連続の複数得点。
素晴らしいじゃないですか!!
逆転した後も、猛攻を仕掛け突き放すチャンスもありましたよね。
選手も監督もコメントしているように、この逆転してからがポイントだったのでしょう。
攻めるのか?それとも守るのか?
例えてみれば、今季就航した吉田丸。
満ち潮の時には、その勢いを借り漁場へ漁場へと漕ぎ出して行きます。
その上、舳先には腕っ節の良い漁師が揃っていて、錨を降ろして沖に停泊しては、迅速にそして的確に獲物を捕らえています。
ところがこの度の吉田丸、潮が引いていることとはつゆ知らず、気付いた時には戻るべき陸地からはるか離れた沖合で座礁してしまい、腕っ節の良い漁師達は干上がった海をとぼとぼと歩いて戻って帰って来る始末。
満ち潮を読み、行く時には行く。
潮時を知り、引く時には引く。
たとえ引いて守ることを選択しようとも、ラファエルや山崎亮平、あるいは伊藤優汰、さらには田中達也のカウンターを散らつかせるだけでも、相手にとっては脅威てわあり、効果は抜群なのではないでしょうか。
さてそれでは、誰がその指揮を執るのでしょうか?
キャプテン以外に誰がいるのでしょうか?
個人的にはキャプテンであり、アンカーである裕紀が文字通り錨の上げ下げをする役割を果たしてほしいと思っています。
残念ながらそのキャプテン。
今回は自らのミスで動揺してしまい、コントロールを失ってしまったと言わざるを得ません。
それでもキャプテンなのだから、船頭となって逆巻く荒波に立ち向かい、吉田丸に大漁を導き、母港に喜びを持ち帰ってくることが使命だと思っています。
浮き沈みの激しいシーズンになりそうだなあ。
でも、長い目で見なくてはならないな。
忍耐。忍耐。
がんばれキャプテン。
そんなことを考えながら、私は私で舟を漕ぎながら、今日もまた試合について、感想になっていない感想をなんとか書き留めているのです。
by joehenderzone
| 2016-03-07 21:05