アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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長岡に生まれて

今でしょ! の林先生がMCを務める深夜番組『林先生の痛快!生きざま大辞典』が昨晩(一昨晩か?)最終回を迎えた。


と言うと、毎回欠かさずに見ていたように思われるかもしれないけれども、毎週見ていたわけでもなく、0時台に放送開始なこともあって、目に留まった時にだけ見ていたというのが正直なところ。

ただし、見始めたら見始めたで途中で布団に潜りこむことなく最後まで見通してしまう面白さがあったことも事実でした。


内容は偉人伝なので、まあどの局でも手を変え品を変えて作る番組のひとつであると言えるのですが、現代文講師である林先生が、偉人の言葉や名言を取り上げ、彼らがどう生きたかはもちろんのこと、林先生がどのように自らの糧にし、血肉としていったかを語る番組でした。(言い過ぎ、褒め過ぎか⁉)


ちなみに、私が記憶している範囲では、赤塚不二夫、手塚治虫、桂枝雀。
スポーツ界からは、野村克也、松井秀喜。
最近では、スティーブジョブス、孫正義が取り上げられていました。


さて、そんな番組の最終回。
林先生が小学3年の時にその存在を知り、それ以来その生き方から多くを学んだという人物でした。

それが、私も敬愛して止まない故郷の偉人、長岡藩家老、最後のサムライ河井継之助でした。


継之助は、幕末に徳川幕府の終焉を予見し、来たるべき時代のために長岡藩の負債を解消し、加えて藩の資産を売却し欧米の最新兵器を購入して武装化します。
目指すところは、幕府側にも、討幕派にも与しない、スイスのような武装中立を目指しましたのでした。


結果は歴史が示す通り、その思惑通りには進みませんでした。
林先生曰く、彼が長岡に生まれなければ日本を背負って立つ人物になっていただろうと結んでいました。
司馬遼太郎も作品『峠』の中で、同様のことを述べていますので、異論はありません。


しかし、長岡を焦土にした継之助への賛否(番組中でも、長岡市民の中には嫌っている者も多いというくだりがありましたが)はありますが、長岡花火に繋がる平和を希求する市民の思いは、ここに原点があるはずだと、個人的には思っています。

※山本五十六が養子に行った山本家の先祖山本帯刀は、河井継之助と共に戊辰戦争で闘った長岡藩士。



番組では継之助の言葉ふたつを紹介していました。

『天下になくては成らぬ人になるか、有ってはならぬ人となれ』

『民者国之本 吏者民之雇(民は国の本 吏は民の雇い)』


うんうん。
そうだよ。
そうだよね。



しかし私はここで紹介されなかった継之助の言葉こそが、地方で、雪深く、田舎っぺな長岡市民である(加えてお金がないと嘆くアルビサポである)私の心に刻まれて指針となっているのです。


『不遇を憤るような、その程度の未熟さでは、とうてい人物とはいえぬ』




負ける度に、不遇を憤っている自分に反省。反省。

選手を引き抜かれる度に、不遇を憤っていることに反省。反省。

不遇を憤っている毎日に反省。
反省。
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by joehenderzone | 2015-03-26 01:20 | アルビレックス新潟 | Comments(0)