アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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俺達のシナリオ 監督のシナリオ(5月17日 第14節 △1-1名古屋)

リーグ中断前の一戦。対戦相手に矢野貴章の名前を見つけて、4年前を思い出した人も多かったのではないでしょうか?ワールドカップ代表に選ばれて南アフリカに向かう前の最後の試合。貴章のための壮行試合な意味合いも強かったあの試合。リードして向かえた後半、貴章にボールを集めるものの、ついに待望のゴールは決まらず、結局はノーゴールのまま彼の地へ旅立ったのでしたよね。

4年後の今年、チームからはジンスがワールドカップに出場。怪我のため残念ながらこの試合は欠場でしたが、試合前には挨拶を。

「韓国代表として選ばれましたが、新潟代表としてがんばります」
と言って、拍手喝采を浴びたものの、さすがに韓国代表のことも触れなければいけないと思ったのか、
「韓国代表の応援もお願い・・・」まで言葉を発して、この場でそれを公言して良いのかどうかの躊躇が語尾に現れて、「・・・してもいいですか?」
と疑問形で結んで萌え萌えにした末に、ちょっと微妙な空気を読み取って、
「応援は僕だけでもいいですから」
とハートをわしづかみにしたジンス。

そのしたたかさっぷりを、本番のピッチでも存分に見せて欲しいものだと思って、大きな拍手を送りましたよ。


加えて高徳からのメッセージVTRも放映されて、否が応でもワールドカップ前最後のリーグ戦に向けて気持ちが昂ぶって来たのですが、やはり心残りはそのブラジル行き名簿に俺達の『川又堅碁』の名前が載っていなかったこと。

それだからこそサポーターのほとんどは次のようなシナリオを描いていたのではないでしょうか。
出場選手の中で一番の声援をケンゴに送り、その声援の先で躍動するケンゴはあの闘莉王をぶち抜いて強烈なゴールを決める。
それを目撃した我々はケンゴGOGO!ケンゴGOGO!ケンゴGO!GO!GO!と半狂乱に叫びながら共に喜び合う、と。



前半終了間際、スタジアムのデジタル時計が数字を消して、第4の審判からアディショナルタイムが掲げられた。名古屋の攻撃を凌ぎ、新潟が攻勢に出る。あとワンプレーではないかという時間からのCKをゴールに入れることはできなかったものの、セカンドボールを拾ってから左サイドへ預けて、マツケンがすかさずクロスをあげたその先にケンゴ!?

入った!?入った!?入ったよね!?
誰?誰?ケンゴ!ウォーォォォォー!!!
YES!
シナリオ通り!!!

主審が手を上げている!
ここでタイムアップだぁぁ!
なんていい時間帯。
ほんとに最後のワンプレーをものにした。これは名古屋には痛い。
やったね。うひょひょーい。


あれ?
主審の手がゴールを指している?
あ、オフ?
オフ?オフなのか?
あぁぁオフサイドかよーーーー



さて、シナリオ通りにいかなかった名古屋戦の私的振り返りです。
立ち上がりは選手の動きが重かったような気がしました。久しぶりの中1週の試合間隔にもかかわらず、ここ数戦の中で一番悪く見えました。
とは言え、いつもはこの時間帯に我慢をして、徐々にマイペースに持っていくのが今季のアルビなのですが、その危ない時間に素早い飛び出しでやられてしまいました。新潟に対する対策としてこれは有効かな、と敵ながら感心さえしたものです。
守田は1対1を止めたんですけどね。後にこぼれてしまいましたね。ただ、時間帯も早かったし、切り替えられる時間で傷は浅かったと思います。


ただ前半は、ずっとセカンドボールが拾えない苦しい状況が続いていましたね。レオのみならず他の選手達も、上手く相手のボールを奪って相手の攻撃の芽を摘み取っていたのですが、いかんせんその後のパスにミスが出たり、奪い取ったボールが残念ながら他の相手選手が待ち構える方向へ転がったりと苦しい展開が続いていました。アルビの選手が10の力で奪い取ったボールを、名古屋の選手は2とか3とかの省力で奪い返していた印象でした。


そんな展開でしたから、ひょっとしたら前半はビハインドで終わっていたかもしれなかったくらいなのですが、傷が浅いうちに達也の目の覚めるようなゴールで追いつき、さらにオフサイドになったもののケンゴがネットを揺らしたことは、後半に大いに希望が持てるないようでした・・・よね。


後半は一転、新潟ペースだったからなおのこと。
アルビの選手が3とか4とかの力でボールを奪えるようになったのに加え、さらに高い位置で奪取できるようになったため、再三攻撃を仕掛けることができていました。しかもスピードアップする新潟に合わせるかのように名古屋もスピードアップしてくれたので思うつぼに。これ名古屋、足止まるよね?なんて思っていたら案の定でしたね。(右SBの選手を除く)
あぁ、それだけに勝ちたかった試合でしたね。勝てる試合でしたね。


監督のコメント「点を取れる人を連れてくる」の発言が話題を呼んでいますが、私はむしろこちらの発言を取り上げたいです。

「やろうとしていることはできている。もう少し時間がかかるかと思っていたが、意外と早く選手たちはこちらの要求を表現できるようになった」

34試合あるシーズンの14試合目までを考えると、監督の中では予定通り進んでいるのでしょう。
そしてここから先を見据えて、中断明けの夏場へ、そして終盤の争いへ、そして1年後へ。
そんなシナリオが監督の中には描かれているのであろう、と信じています。

そのためにも、走って、走って、走って。
撃って、撃って、撃って。
練習、練習、練習あるのみです。

ナビスコカップや天皇杯をうまく実践の場として使って、白鳥達が戻ってくる季節にはタイトル争いをしていて欲しいものです。
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by joehenderzone | 2014-05-20 19:08 | アルビレックス新潟 | Comments(0)