アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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点差以上の感傷(9月14日 第25節 ○1-0大宮)

台風一過の夜空には星が瞬いています。
12時間前は、風雨が窓を激しく叩きつけていました。
思い起こせば昨夜は、台風接近を感じさせる強い風が吹いていたために、上手い具合に煙が流れて、常に漆黒の背景の中に打ち上がる花火を眺めていました。
それでもそんな昼間は雨雲を心配しながらBBQの準備をしていたのでした。

ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。

学生時代に暗記した古典の冒頭部を思い出しながら、蒸し暑くそして熱かった一昨日の夜を思い出しています。


レディースの試合から観戦したこの日ですが、とにかく暑く黄色い液体を何杯も喉に流し込んだのでした。
それでも本番はまだまだ先だからと思って、セーブはしていたのですが、とにかく飲む先から汗になって流れ出て、照明が入りスワンの上空が藍色に変る頃にいは早くもレプユニの下に来ていたTシャツが汗だくというような状況となってキックオフを迎えたのでありました。

気持ちのいい汗でした。
汗をかいたぶん、心持ち体が軽くなって、いつもより跳ねれていたような気がします。


というのは気のせいで、気分良く応援できたのは、やはりアルビの好調と大宮の不調のせいでしょうか。
アルビの選手は、高温多湿の中でもいつも通りにハードワークのハイプレスを仕掛けます。
開始早々は、少々気負っているかなという場面も散見されましたが、前半20分過ぎには大宮の選手が早くも止まったように見えるくらいにペースダウンして、圧倒的にセカンドボールを拾えるようになりました。
それでも得点が出来ない展開に対して、前半終了間際には、とにかく0-0で折り返してくれ願っていたのでしたw

というのもケンゴもヒデもそれぞれ一回ずつ、これまでなら入れていただろうというシーンを外していたし、ジンスと川口の両サイドバックがそれぞれ傷んで試合が止まったこともありました。
また、概してこういう展開の時は、相手がワンチャンスをものにする、なんてことをよく目にしてきましたからね。

ハーフタイムに一息入れた大宮は、若干動きがよくなったようなのですが、また20分過ぎには止まるだろうと思っていたところ、結構がんばってました。
だが相変わらずボールはアルビ側に転がって、というよりセカンドボールへの反応に新潟の選手達の一歩が早くて、ボールを支配していました。

ただ時折怖かったのは、ボールを奪って守から攻に切り替わった瞬間、マイチームの選手達がいっせいにゴールに向って走り出してくる(これは非常にいいことなんだけど)その場面で、簡単にボールを奪われてカウンターに転じられた時。
何回かありましたね。
こういった場面は、今季の失点パターンでもあるので気をつけなければいけないところです(人数は足りているようだけど。もちろん選手はわかっていると思いますがw)

この試合でもカウンターの応酬になるような時間があったけど、そこは焦らずに時間をかけられる選手がいると良いんだろうな、と。
このゲームで言えば達也。
ボールを奪って、選手のベクトルがゴールへ向かい、ホージェルがドリブルで仕掛けて突破を図るも、奪われかけたその瞬間。
カウンターを仕掛けられそうな場面で、ボールのこぼれた先に達也。
攻め急ぐなら、そのまま自分でドリブルで運んで、ゴール前へのパスか、自らでシュート。
でもここで達也は、冷静にポストプレー。
後ろから走りこんで来たアトムへ戻して、アトムのゴールへ。

ゴールは1つしか決められなかったけれども、このゴールの場面も含めて、選手の動きやその質、意識も含めて大宮には全ての点で勝っていたような気がします。
夏場でも走り負けないくらいに走りこむ新潟と、2部練習をめぐって監督と対立し、最終的に監督を交代させるに至った大宮(あくまでも1つの要因ですが)。
そういう部分の差がゲームでは見えましたけどね、私には。
完勝でしたよ。


シーズン開幕当初首位をひた走っていた大宮。
一方、スタートで躓いていた新潟。
第3節に対戦した時には差のあった両チームでしたが、ついに勝ち点は3差となりました。
あの時の大宮の監督は、今や日本にいません。
あの時の救世主であり、チーム内の唯一の得点者だったクナンはベンチを暖める存在です。


まさにチームは生き物。
絶えず突き進み、かつ変化をしていくもの。

秋の空を眺めながら、残り9試合に想いを馳せるのでした。
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by joehenderzone | 2013-09-16 23:08 | アルビレックス新潟 | Comments(0)