アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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潮目(5月6日 第10節 △1-1甲府)

【潮目】
早さの違う潮の流れがぶつかり合う場所で、海面上に細長く伸びた筋が見える所。
流れゆく物事が向かう方向。また、情勢が変化するその境目。

昇格組ながらしぶとく中位を保っている甲府と、内容の良い試合を続けていると思われながらも下位に甘んじている新潟のぶつかり合い。
その年によって両チームが置かれている順位は異なるものの、その後の行方を左右する一戦になることが多いような気がしてならない。


試合前に届いたPREVIEWの慶行(本来は慶行氏や慶行さんと言わなければならないんだろうけれども、引退した途端に呼称を変えるのは個人的には好きではないので、従来通りに書かせていただきます。あしからず)のポイントチェックにはこうあった。
まず攻撃は必ずシュート、クロスで終わりたいですね。
大事なのはクロスを跳ね返された後のセカンドボールであったり、ボールを奪われた後に、どれだけ高い位置で再び奪い返せるか。
要は相手の守備陣形が整う前に、多少強引にでもシュートまで持ち込むことが大事です。ブロックを組んでコンパクトに守ってくる相手に対して綺麗にやろうとしすぎないこと。
シュート、クロスまで行けずに何度もやり直しているときに、自分たちのミスでカウンターを受けることは避けたいです。

それもあってか失点のシーン。
甲府にとっては、ほぼ初めて訪れたワンチャンス。
前方に長いボールを送られてカウンターを受けた時、「あ、やられた」と思ったのは紛れもない事実。
残念ながら慶行の予言は悪い方に当たってしまった。

しかしながら、得点のシーン。
良い方もまた当たる。
シュート、クロスで終わらせるシーンが増えた後半の序盤。
ケンゴの渾身のヘディングがゴールネットを揺らした。

連戦の末、中2日での試合。
しかも暑さの中で走りきった清水戦の後。
疲労のほどは計り知れなかったこの試合。
先制されて、追いついた。


返す波を耐え、寄せる波に乗って怒涛の攻撃を仕掛けるアルビ。
2点目を狙ったケンゴの地を這うような弾道から、くいーんと曲のがったシュート。
レオのゴール隅を狙ったミドルシュートには、思わず鳥肌が立った。
この試合勝てれば潮目が変る!!!


そう思ったんだけれどもね。


満ち潮の後に、引き潮あり。
終了間際の甲府の波状攻撃には肝を冷やし、何本かのシュートには仰け反りました。


そして潮目は変らず。


妥当といえば妥当。
リーグの大勢に影響を与えるわけでもなく。
それぞれの位置を脱するわけでもなく。
しぶとく中位の甲府はしぶとさを発揮し、下位に甘んじている新潟はやはり下位に甘んじたまま。
ぶつかり合った2チームは混じり合って交差することもなく、またそれぞれの方向へ流れていくのだった。
川中島といえば、川中島らしい一戦でもありました。
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by joehenderzone | 2013-05-09 22:58 | アルビレックス新潟 | Comments(0)