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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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一炊の夢

残り30秒足らずからのケンゴのシュートがゴールマウスの中に転がって土壇場での同点。
そして延長に入って菊地のシュートが決まって逆転をした時から、同点にされるまでの間。
いや、同点にされてからもPK戦まであるのだし、ひょっとしたらひょっとしてと。

次の対戦相手はビッグスワンでは分の良い鹿島か、マリノス。
10月9日、3連休の中日は秋晴れの快晴。
好天に恵まれ久しぶりに3万5千人を越える大観衆。

もちろんホームの声援をバックに勝ち上がった先は憧れの決勝の舞台。
21歳の川又堅碁はニューヒーロー賞の候補、いや受賞者として勇躍国立競技場のピッチに立つ。
オレンジ色に染まったスタンドからは、新潟からはもとより、首都圏在住の新潟県出身者が自信のアイデンティティを確認するかのように集い選手に力を与える。
背中を押された選手たちの中から、本間勲がDFとGKの間に絶妙なスルーパスを通し、裏に抜けたアトムが右足一閃。
1-0のリードをしっかり守りきり、ナビスコカップをメインスタンドで高々と上げる。
胸には亀田製菓!

10月29日の歴史的瞬間に立ち会ったサポーターは、オレンジのユニフォームのまま新幹線を占拠する。
向かう先は当然、新潟県新潟市清五郎。
優勝報告で再びカップを掲げた選手達を祝福するかのように『アイシテルニイガタ』の大合唱が降り注ぐ。

時間にしてわずか20分くらいでしたが、いい夢を見させてもらいました。
現地応援に行かれたサポにはかなわないけれども、画像を通してでもあの何分間かをリアルタイムで体験し、ドキドキさせてもらったよ。
いつか、いつか正夢に。
そう思わずにはいられなかった。
by joehenderzone | 2011-10-06 19:10 | アルビレックス新潟