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アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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ツキとカサ(9月10日 第25節 △2-2鹿島)

月曜日は中秋の名月を愛でた。
宵の口は暈がかかっていた長岡だけれども、夜半には見事な満月を肴に一献を傾けた。
うーん。
酒が旨い。

十三夜の月が中空に浮かんだ、土曜日の鹿島戦。
終始押されっぱなしだったけれども、概してこういう展開のときは押されている側がワンチャンスをものにするもの。
そもそも少ないチャンスの中から放った新潟のシュートの方が、枠を捉えていたではないか。
プレーが切れた際にそんなやり取りをしていたら、前半終了間際のいい時間帯にイサオのシュートが突き刺さる。
(イサオ、鹿島戦での決定率がものすごいぞ)

次の得点どちらに入るかだね。
そんな、言葉を交わして入った後半、次の1点はなんと新潟に。
ロペスがゴール裏に走ってくるのを、胸を叩きながら喜んだ。

勝負あり、って思ったよね。
だって、2点目を取った直後のアルビのボール回し。
隙あらば突かんとする、憎いばかりの余裕。
しかし、「2点目を取ってから、攻めるのか守るのかはっきりしなかった」
と菊地のコメントにあったように、嵩にかけて攻められなかったのが痛かった。
結果論だけど、2点取って負けるなら、3点目を取りに行かなきゃってことだよね。

一方の鹿島。
1点を返してからの嵩にかかった攻撃。
思い起こせば、一昨年のアウェイ浦和戦。
0-0で迎えた後半のロスタイム。
浦和の嵩にかけた攻撃に、防戦一方となって、最後にトゥーリオにやられたあの敗戦。
先日のW杯予選の北朝鮮戦もこれを思い出したけど、勝負に対する執念がまだまだ足りないのかな、アルビ。
嵩にかけて攻めきれず、嵩にかけられ、やられてる。

手が届きかけていた、白くて丸い勝ち点3は暈がかかって見えなくなった。
まだまだ足りない我がアルビ。
満月に近くて遠い、十三夜の月。
by joehenderzone | 2011-09-14 18:20 | アルビレックス新潟