あの日と同じ土曜日に
2010年 10月 22日
10月23日がやって来る。
それもあの日と同じ土曜日に。
あの日新宿のサッカーバーで誕生日のお祝いをする予定だった。
先のエントリーでも触れたように、彼女はひとりのアルビサポだった。
このお店で出会って、アウェイの試合を見たり、代表の試合を応援したりした。
もの凄い揺れのその出所が、新潟のしかも長岡周辺であったことから、誕生日祝いをすることを躊躇ったが、すぐにお互いの実家と電話が繋がって無事がわかったから、予定通り乾杯をすることになった。
だけれども、お店で流れるニュース映像を見るにつれ、居たたまれなくなって、その日のうちに食糧を詰め込んで実家に帰ることにしたものだった。
ほろ酔いであったことは、まぁ時効ということでw
あの日の地震は、アルビへの想いも強くして、帰郷への願いも募らせた。
長岡で試合を見ることができるお店を探し始めたのは、去年の春ごろだっただろうか。
きっちり更新!きっちりリポートのこちらのお方(私と正反対だ^^;)のブログを拝見して、そのお店を知った。
実家と長岡駅を結ぶ延長線上にあったから、そのお店は容易に辿り着くことができた。
何度か足を運ぶうちに、念願かなってご本人ともお会いすることができた。
こういう出逢いがある度に、ピンサポでひとりスタジアムに通っていた時代があっただなんて不思議なくらいだ。
地震とアルビ。
自分自身の中ではいつも強く繋がっている。
そして今年も10月23日がやって来る。
あの日と同じ土曜日に、私は長岡から東京へ向かう。
by joehenderzone
| 2010-10-22 22:28
| アルビレックス新潟