アルビレックス新潟と新潟のあれこれ


by joehenderzone
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おっさんが、おっさんと握手して泣いた話

車の扉を開けた。
爽やかな空気が入ってくる。
この日は11月の下旬とは思えない、気温15℃に達するぽかぽか陽気。
選手達はすでにグラウンドにてトレーニングの真っ最中。

昨日、聖籠に行ってきました。
今季初、そして最後となるだろう練習見学に。

マルシオ不在、ジウトンは別メでピッチサイドをランニングをしていたこの日。
6種類のフィジカルトレーニングを、時間を区切ってローテーションで移動していく形。
良く見るとポジション別に、4人1組となって(3人のところはコーチが参加)チームを組んで仲良く鍛練しているところ。
FW組は、貴章・オオシ・エヴェ
FWサブ組に、ケンゴ・明堂・ムサシ
攻撃的MF組は、松下・アトム・ヨンチョル・フミヤ
MFボランチ組に、勲・千葉・ミカ・マーカス
センターバックの千代・永田・大野・大輔
サイドバック組が、ウッチー・高徳・松尾・ヒロシ

ちっちゃいハードルを使って反復横跳びから、回転レシーブみたいな練習を終えると、左に移動してバスケットボールをふた回りも大きく重くしたようなボールを使用してのスローインの真似事みたいな練習。
それを終えるとピッチの奥に移動して、コーチの手元のボールに触れるのを合図に、後退しながらのヘディングを左右に繰り返す。
今度は右に移動して、腹筋をしてからヘディング、腕立てをしてからヘディングを何回か。
4種類のメニューしか確認できなかったけれども、こうした6種類のトレーニングを何セットか繰り返していた。

その後笛が鳴って、今度は6人1組で1対1のミニゲーム。
残りの4人は両エンドと両サイドに分かれれて、ボールの配給と時には壁パスの壁役になり、ピッチ内のボール保持者をサポート。
「勝ち負けにこだわれよ」
「狙えるときはシュートを撃て」
と、よっさんから声が飛ぶ。
ボールを触ると本当に楽しそう。
そしてやっぱりうまい!(当たり前だが)

ここに来るたびに思うことは、トッププレイヤーの練習や試合が間近に見れて、サッカーのある町の幸せを実感すること。
そしてもしも大金があったなら、選手に思う存分ができる環境を整え、なんの支障もないサラリーを与えてあげたい、と思うのだが、当然それは叶わないことだから歯がゆく思うこと。
微力であれ、できることをやろうとこの日も思う。



最後の選手がピッチを去るのを見届けて、ようやく鈴木監督がやって来た。
監督に感謝の言葉を述べた。
「今まで、ありがとうございました」
「いえいえ、そんなことないですよ」
インタヴューや記者会見で耳にする、あの穏やかな声で返事をくれた。
記念にシーパスにサインをいただいた。
「最後まで頑張ってください」
「N、サポーターズパスか」
返事とも呟きともとれない言葉を受け取って、握手を交わした。
北野や高徳がまだファンサゾーンにいたけれども、耐えきれずに駐車場に戻った。
車の扉を閉じた。
涙が滲み出た。
ちくしょう。
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by joehenderzone | 2009-11-25 21:46 | アルビレックス新潟 | Comments(0)